友人の夫と育児について会話したとき、私の目から鱗が落ちていきました。こんな風に考えてくれるパパがたくさんいればいいのにな~と思いました。「仕事と育児どっちが大変?」論争の模範解答です。
育児と仕事どっちが楽かだって?
そりゃもちろん、仕事のほうが楽に決まってるじゃん。
仕事は慣れてることをこなしてるんだよ?
育児は違う。
初めての育児なんてなおさら。
仕事は大人が相手だし、言うことはわかるでしょ?
一応就業時間があるけどさ、育児は時間が決まってないじゃん。
仕事と育児を比べるほうが間違ってるよ。
同じ土俵で勝負なんかできないんだよ。
だってはなっから育児のほうが数段大変だってわかることじゃん。
仕事の方が大変だっていう男は、まともに育児に参加したことない男だよ。
読んでみてどうです?
私この会話したとき、友人の旦那さんが神様みたいに見えました。
しかも旦那さん、育児に積極的に関わろうとすごく努力なさってました。
夜泣き時代には率先してドライブに行ったり(車の振動って赤ちゃんがよく眠るんですよね)
本当にうらやましかったです。
私の夫とはいうと、仕事が恐ろしいほどに激務で、ほとんど家に居ない日々でした。育児に関わりたくても時間も体力も気力もなかったように見受けられました。
そうなんです、世の夫に多いと思うのですが、育児に関わりたくても関われないんです。
結婚しても出産しても、仕事をする女性が圧倒的に多い世の中になっているのが現状ですよね。
それなのになぜ家事も育児も女性ばかりがやらなくてはいけないのでしょう?
男性が育児休暇を取ることが、非常に珍しい話題として挙げられますね。
育児休暇を取得するとまではいかなくても、雇い主側も「生後何ヶ月は残業を免除する」とかあってもいいように思います。
夫がもっと育児に関わりを持ちやすい環境下になれば、少子化問題も少しはマシになるのかもしれません。
夫の稼ぎだけで生活が成り立てば良いのでしょうが、教育費は年々かさみますし、住宅ローンなどもあったり、夫婦の老後の貯蓄なんてことも考えなくてはなりません。
夫婦共稼ぎのスタイルでも、子供に寂しい思いをさせないような、育児に関する社会の仕組みもどんどん変わっていったら良いなと思います。