ハチャメチャでユーモアたっぷり、不条理な展開が特徴の絵本作家と言えばそう!長新太さんです。あまりにも有名な方なので、その絵を見ればすぐに長新太さんの作品だとわかるという方もいらっしゃるかもしれませんね。今回は2016年秋に復刊を果たした幻の絵本、「ぼくはイスです」を取り上げます。
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「ぼくはイスです」ってどんなお話?
この「ぼくはイスです」は、もともとは1979年の作品です。
いつもこしかけられる側のイス。
ですが、ふと自分もこしかけてみたくなってしまいました。
そんなイスはこしかけるものを求めて旅に出ます。
いつもこしかけられる側のイス。
ですが、ふと自分もこしかけてみたくなってしまいました。
そんなイスはこしかけるものを求めて旅に出ます。
イスの旅立ち
via rusuban.ocnk.net
史上初?山のてっぺんに座ろうとするイス
ところがこのあとあることが起こって、とんでもないものが生まれてしまいます。
それは・・・
それは・・・
どろどろにんげんだぁ!!
どろどろにんげんがイスを追いかけているのには実は理由があるんです。
何だかわかりますか?
このあと事態は急展開!
さて、どんな結末を迎えるのでしょうか。
何だかわかりますか?
このあと事態は急展開!
さて、どんな結末を迎えるのでしょうか。
長新太さんの傑作。幼い頃に読んだ絵本の中で、一番印象に残っています。
the長新太。いきなりな溶岩人間の展開とラスト!深読みもできるし、ナチュラルにも楽しめる。唯一無二の存在感。
「ぼくはイスです」復刊されたんだ!すごい。
私も好きで持ってるけど、また色んな人に読まれると思うと嬉しいな。— おひさまゆうびん舎 (@0hisamayuubinsy) September 26, 2016
長新太さんの幻の絵本『ぼくはイスです』が、亜紀書房より復刊されました。装丁は南伸坊さん、帯文は谷川俊太郎さん。
イスだって“こしかけて”みたいのよ、たまには逆になってもおもしろいでしょ。
子どものころから笑いのツボは変わらないのかしら?やっぱり今でも笑っちゃうなぁ。 pic.twitter.com/BuqnpEixSZ
— 長崎次郎書店 (@nagasaki_jiro) October 7, 2016
それからまた十数年間が経った今日、何気なく本屋さんの絵本コーナーを覗くと、身体に馴染むかのように見慣れた表紙がそこにはありました。
「ぼくはイスです」
うん、知っているよ。30年前からね。長新太さんの『ぼくはイスです』まさかの復刊。
ありがたくて嬉しくて泣きたくなります。 pic.twitter.com/Y1QuYAzReX— nakui (@white_cattle) February 4, 2017
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極上のナンセンスの世界へ
実はこの「ぼくはイスです」は、筆者が子どものころに大好きだった絵本です。
表紙は日焼けし、背表紙もびりびりに破れてボロボロの絵本になってしまいましたが、いまだに捨てられません。
そのくらい思い出の本なのです。
ですので、今回の復刊の知らせは大変うれしいものでした。
多くの子どもたちがこの本で笑顔になりますように。
表紙は日焼けし、背表紙もびりびりに破れてボロボロの絵本になってしまいましたが、いまだに捨てられません。
そのくらい思い出の本なのです。
ですので、今回の復刊の知らせは大変うれしいものでした。
多くの子どもたちがこの本で笑顔になりますように。