家庭や学校という狭い世界や視野だけではなく、子供が広い世界観を持てるような体験ができる、福岡発【アジア太平洋こども会議・イン福岡】の紹介です。アジア太平洋諸国・地域を訪問したり、友達を作ったり、訪問先の友達を福岡へ招いたりと。ホームステイや異文化交流会を通じて、言葉や習慣などそれぞれの違いを身をもって体験し、そこから始まる相互理解とお互いを尊重しあうことができる。コミュニケーションが下手だと言われる現代の子どもたちにぜひ、おススメしたい体験型プログラムです。
子どもたちに必要な「思いやり」・「コミュニケーション能力」
・人の話をきくことができる
・理解することができる
・自分も伝えることができる
という能力ですが、この能力には、 少し辛抱強さが必要となります。
嫌なことがあっても、ムカついたり、キレたり、誰かに当たったりしないで、辛抱して付き合うことがとても必要なんです。 しかし、現代はゲームなどをする時間が長くなり、生身の人間とのコミュニケーションの時間が短くなりつつ「人間らしさ」が培われにくくなっています。
そのため、「思いやり」の気持ちも芽生えずらくなっています。
国際社会を生き抜く異文化コミュニケーション能力、社会に出て
から最初に直面する世代間コミュニケーションの問題を克服する能力。
そして何より、楽しい学校生活を送るために、いじめや、キレるという
現象をできる限り少なくするような人間関係を形成していく能力。多様
なコミュニケーション能力は、いずれもこれからの時代を生きる子ども
たちにとっての基礎的な能力となっています。
福岡発【アジア太平洋こども会議・イン福岡】(APCC)の4つのプログラム
こどもの頃からの異文化との直接交流を通して「OMOIYARIの心をもった地球市民」を育て、「こどもたちの笑顔あふれる世界を実現」
**1.海外のこどもを招いて交流**
言語、文化の違いがあっても、仲良くなれます!
未来の平和を築く”こども大使”としてやってきたこどもたちは、福岡のこどもたちや市民とのふれあい、異文化交流を体験します。
福岡空港での歓迎から、さまざまな国・地域のこどたもたちが生活を共にして友情を深める交流キャンプです。
ホームステイ期間中の学校登校、そして広く福岡の市民とふれあう一般公開型イベントなど、多彩な交流プログラムが福岡を舞台に約2週間にわたって繰り広げられます。
*プログラム*
・ホームステイ
・スクールビジット
・オリエンテーション・交流キャンプ
・イベント
**2.日本の子どもを海外へ**
小学高学年〜高校生までの団員で構成され、国際交流に日本の代表としていく海外ホームステイチャレンジプログラムです。
子どもたちのコミュニケーション能力が最も必要とされます。
帰ってきた子供たちはまるで別人のようにたくましい子供になってます!
現地の学校訪問、こども達との交流会などを予定しています。
(学校がお休みの場合を除く)
訪問国の窓口はAPCCの窓口として長年の交流実績がある公的機関などです。
団構成メンバー:団員(小学4年生~高校3年生)+引率者(1カ国3名)
**3.日本のこども大使を育てる**
子ども本人にも自信がつき、何事にもチャレンジできるようになります!
APCCが提供する国際交流プログラムと、日本や福岡の歴史や文化を学ぶプログラムを組み合わせて、約1年半にわたる長期カリキュラムとして提供する、日本のこども大使育成事業です。
**4.海外の同級生とつながって成長できる**
毎年各国・地域よりピース大使が招待され、福岡で今後のアジア太平洋地域でAPCC参加者を中心とするネットワーク作りについて、ミーティングを重ねています。
その目的は、APCCが目指していること:
・「国際的視野を兼ね備えた、明日を担うリーダーを育てる」
・「政治・宗教や個人的利益にとらわえない真の“地球市民”ネットワークを作る」
・ 「そのネットワークを世界中に広げ、友情の輪を作り、平和な社会を作る」
具体的には、各国・地域のピース大使たちを中心に、各国独自のブリッジクラブ(BC)を作り、APCCの枠を超える友情の輪
”世界的なヒューマンネットワーク”を作ろうというものです。
言葉がさほど通じない子ども同士でも、ほんの1週間でこんなに心通わせることができるのだ。そんな草の根の交流「アジア太平洋こども会議・イン福岡(APCC)」は、実に28年も続き、これまで訪れた人数は55か国・地域から1万人を超える。