野外保育というすばらしい世界があります。
そこには子どもたちのルールがあり、大人は見守っているだけ。
大人が何をしなくても、子どもたちは大切なことを次々と感じ取り自分のものにしていきます。
そこで自然の山中や森の中で子育てをする野外保育の魅力に迫ります。
そうやってたくましくなっていく子どもたちの姿を近くで見られる喜びが野外保育にはあります。
ここでキラキラと輝く子どもたちの姿をご紹介したいと思います。
野外保育ってどんなもの?
野外保育とは未就学や未就園の子どもを集めて、晴れていても雨が降っても暑くても寒くても野外で育てる子育ての方法です。
場所は自然の山中や森の中、都会の中だと大きい公園の遊具のない一画などで行われています。
今回はその野外保育の魅力をほんの一部ですがお伝えしたいと思います。
森の中を歩く。そこで出会ったものは・・・
はじめは抱っこで森の中に入る子どもたちも、3歳くらいになると最後まで自分の足で歩き切るようになっています。
その道中にはおもしろいものがたくさん転がっています。
大人には見落としてしまうような木の枝が魔法のステッキになったり。落ちている実をあとでジュース作ると言って集めたり。とにかく大忙しです。
舗装されてない森の中の道を駆け抜ける子もいれば、途中で引き返す子もいます。子どもたちにとってゴールは必要ないんだなと改めて気づかされます。
その一瞬一瞬を楽しむために全力投球。それがすべて。
そうやって一日中遊びます。おもちゃがなくても一日中遊ぶ能力を子どもは持っています。
子どもにとって雨ってなに??
そこには大人になってから見ることのできなかった世界が広がっています。
小さな子どもにとって雨とは「空から水が落ちてくること」にほかなりません。雨を使った遊びをめいっぱい楽しむ様子は、キラキラと輝いています。
彼らが持つ小さな傘は雨をよけるものではなく、雨を集めるものになります。
雨の中どろんこになって遊ぶ!
「濡れたら風邪ひくよ」なんて心配はひとまず置いておいて。(ちょっと心配になるほど濡れる子もいるのですが・・・。)
必ず子どもたちの遊びはひと段落します。そして濡れているという不快さに気づきます。
そこでしっかり体を拭いてあげて、新しい服に着替えさせてあげれば大丈夫。
またこういった体験をしていると、雨が強くなってきたらカッパを着よう、とかこれくらいの雨ならへっちゃら~と子ども自身で考えて行動したりします。
まずは体中で雨を感じている様子を見守ってあげてみてください。
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野外保育をしてみたくなったら・・・
少しでもおもしろいなと思ってもらえたら幸いです。
ただし野外保育は一人では難しいと思います。
子どもの安全を最低限確保するために母たちはこっそり奮闘しています。
もし興味があるなら、近くでやっている団体がないか調べてみてくださいね。