スーパーで買うお米が、実は数年前に収穫されたものだったら?
もしそれを知らずに食べていたとしたら、多くの人が驚くはずです。
JA全農が政府の備蓄米を市場に放出する際、「備蓄米」という表記をしないように要請したことが明らかになり、消費者の間で大きな話題となっています。
「なぜ隠すのか?」「品質は問題ないのか?」といった疑問や不安の声が次々と上がっています。
日本の食卓を支えるお米の透明性が揺らぐ今、私たちはどのように対応すべきなのでしょうか?
JA全農の方針とその背景

全国農業協同組合連合会(JA全農)は、政府から落札した備蓄米の販売に際し、利益を追求しない方針を示しました。
さらに、販売先の卸売業者などに対して、備蓄米であることを表示しないよう要請しています。
この措置は、流通の混乱を避けるためと説明されています。
備蓄米とは?
備蓄米とは、政府が食料の安定供給を確保するために一定量を保管しているお米のことです。
これは、自然災害や不作などの緊急時に備えるだけでなく、市場価格の安定化を図る目的も持っています。
政府は、毎年約20万トンの米を買い入れ、約100万トンを目安に備蓄しています。
この備蓄米は、原則として約5年間保管されます。
保管期間が終了した米は、飼料用や加工用として販売されることが一般的となっています。
消費者の不安と透明性の問題
今回のJA全農の要請により、消費者は自分が購入するお米が備蓄米かどうかを判断することが難しくなります。
これにより、以下のような懸念が生じています。
- 品質への不安|備蓄米は長期間保管されているため、新米と比べて味や食感が劣るのではないかという懸念。
- 価格の適正性|備蓄米が新米と同じ価格で販売される場合、消費者は適正な価格で購入しているのか疑問を持つ可能性。
- 選択の自由の制限|消費者が備蓄米か新米かを選択できない状況は、購買の自由を制限しているとの指摘。
SNSの声は
- 「結局、お米はいくらで買えるの?安くなるんだよね」
- 「え、備蓄米か普通に売ってる米の違いがわからない?嘘だよね?」
- 「あの小さく書かれた収穫年を読んで見極めろってこと?」
- 「米が全体的に下がれば何でも文句はいわん!5kgで3,000円以下になるんだよね!?」
- 「うちのお米、そろそろ底をつくから早く放出してよー-」
- 「なんか、複雑!全体的に米の価格は下がるの?それとも備蓄米だけ?」
- 「これは米不足の序章にすぎない。本当の問題を政府はわかってるのか?」
- 「結局、この落札価格から輸送コストや人件費、管理費などがかかるんだろ?いくらになるんだよ?」
- 「政府が直接国民に安く売ったらダメだったの?」
- 「これから買う時は年を細かく見て判断しろってことね!」
- 「何か見てわかる方法あるんだよね?」
- 「安いから=備蓄米ってこと?」
- 「減反の代償が今になって、我々国民が受けるとは…」
- 「来年度の米は足りるんだろな?」
まとめ
お米は日本人の食生活に欠かせない存在であり、その流通の透明性が損なわれることは、信頼性の低下につながる可能性があります。
もちろん、備蓄米の市場放出が価格安定に貢献する側面もありますが、それを理由に消費者の知る権利が制限されるのは問題ではないでしょうか。
今後、消費者が安心してお米を選べるよう、JA全農や販売業者には、より透明性のある情報提供が求められます。
あわせて読みたい|マタイク(mataiku)