NHK朝ドラ『あんぱん』第50回が2025年6月6日に放送され、多くの視聴者の心を揺さぶりました。
嵩(北村匠海)の出征が描かれたこの回は、まさに母の愛が炸裂する感動のエピソード、視聴者の涙を誘ったのは、嵩の母・登美子を演じる松嶋菜々子さんの名演でした。
<※ネタバレ注意>
「死んだら駄目よ」母の本心が爆発した瞬間
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Via|Instagram @asadora_ak_nhk|朝ドラ「あんぱん」公式(公式より引用)
これまで登美子は、「ちょっと苦手なキャラ」と感じていた人も少なくなかったはずです。
しかし、今回の出征の日に登美子が叫んだ一言が、すべての印象を覆しました。
「死んだら駄目よ。嵩、いいこと、絶対に帰ってきなさい!逃げ回ってもいい。卑怯だと思われてもいい。何をしてもいいから、生きて、生きて帰ってきなさい!」
この涙ながらの叫びに、多くの視聴者が朝から号泣。
「朝から涙腺崩壊した」「こんなに心のこもったセリフを言えるのは松嶋菜々子さんしかいない」といった感想が溢れました。
戦時下で我が子を送り出す母親の、計り知れない苦悩と、それを超える愛が込められていました。
表面的には「立派に戦ってこい」と言うのが当たり前の時代。しかしその中で「逃げてもいい」と言える母親は、真の強さを持った人なのかもしれません。
SNSの声…

「今日のあんぱんの松嶋菜々子さんが良すぎて今も思い出してはうるうるきてる…」
「松嶋菜々子さんの演技、ホント凄いと思う。 あのシーン、初めて涙腺崩壊したわ。 演技力、神レベルかも。」
「今日のあんぱんも泣けたわ松嶋菜々子さん、最高だよ!言ってほしい事ズバっと言ってくれてスカッとした」
「今日の松嶋菜々子サイコーだったな… 戦争万歳の世の中で、母親失格の女が、浮世離れしてるからこそ正論を言う流れ…」
「全部、松嶋菜々子さんが持ってった!あんぱん、面白い 」
「今日のあんぱんで松嶋菜々子さんの株が上がったわ…明日のイッキ見でもう一回見たい」
「登美子、母親はみんなそう思うよね。 松嶋菜々子劇場だったわ。」
「松嶋菜々子さんの演技が心に響きました。 お美しいお母さまですね。」
「朝ドラ泣いてしもたわ…松嶋菜々子にあのセリフを言わせるためにずっとずっと、かなり長い間愛国のことでズレを感じる気持ちを視聴者に溜めさせるシナリオすごかった」
「嵩、死んだらだめよ! の一言だけでまさかの大号泣 いや〜松嶋菜々子は凄いわ」
「松嶋菜々子さんの演技が凄すぎた。ずっと自由すぎる人だなぁ〜と観てきたけど、今日は崇が一番かけて欲しい言葉を伝えている母だった。」
「松嶋菜々子、圧巻の母親っぷりじゃないっすか!?」
来週以降は本格的な戦争描写へ
次回予告では、嵩が配属された小倉連隊での厳しい訓練風景や、上等兵・八木信之介(妻夫木聡)によるシゴキのシーンが流れ、視聴者にとっては胸が締め付けられるような展開が待っています。
これまでどこかファンタジーに包まれていた『あんぱん』の世界が、急速に戦争の現実に引き寄せられていく予感…。
戦争の狂気に巻き込まれながらも、「生きて帰る」ことを誓った嵩がどう生き抜いていくのか。
のぶとの関係がどう変化するのかにも注目です。
まとめ
今回の第50話では、「母の本音」が視聴者にストレートに刺さりました。
戦争を背景にしながらも、家族を思う気持ちという普遍的なテーマが丁寧に描かれていたからこそ、多くの人が涙したのでしょう。
「松嶋菜々子さんじゃなきゃ、あのセリフは成立しなかった」そんな声にもうなずける名シーンでした。
次週以降の展開、感動と現実が交差する『あんぱん』、ますます見逃せませんね。
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