ナ・リーグ地区シリーズ第3戦(日本時間10月9日・ロサンゼルス)で、ドジャースはフィリーズに2-8で敗れました。
あと1勝でリーグ優勝決定シリーズ進出という大事な試合でしたが、先発の山本由伸投手が5回途中で3失点、大谷翔平選手は1番DHで4打数無安打に終わりました。
シリーズ成績はドジャースの2勝1敗となり、突破は次戦以降に持ち越されています。
ドジャース完敗で突破持ち越し
ドジャースの先発・山本由伸投手は、序盤3回までフィリーズ打線をノーヒットに抑える完璧な立ち上がり、最速156キロの直球とキレのある変化球を駆使し、テンポ良く打者を打ち取っていましたが、4回に試合の流れが変わりました。
先頭打者のカイル・シュワーバー選手に高めの直球を完璧に捉えられ、右翼席への同点ソロホームランを許すと、続くハーパー選手、ボーム選手にも連打を浴び、悪送球も絡んでさらに1点を失い、マーシュ選手の犠牲フライで3点目を奪われます。
5回もストット選手とターナー選手に連打を許し、無死一・二塁のピンチを迎えたところで降板となりました。
山本投手は4回1/3を投げて6安打3失点、与四球1、奪三振2、投球数67球という結果でした。
一方の大谷翔平選手は、1番指名打者としてフル出場、第1打席はナックルカーブを打ち上げて左飛、第2打席はシンカーを打って一ゴロ、第3打席はスアレス投手のスライダーに空振り三振、第4打席では内角のシンカーを捉えましたが左飛に倒れました。
試合は、8回にはシュワーバー選手がこの試合2本目となる2ランを放ち、リアルミュート選手にも本塁打が飛び出しました。
9回にドジャースが1点を返しましたが、反撃はそこまでで、最終スコアは8-2でドジャースの敗戦となりました。
まとめ
山本由伸投手は序盤こそ完璧なピッチングを見せましたが、4回以降にフィリーズ打線につかまり悔しい降板となりました。
ドジャースはシリーズ3連勝での突破を逃しましたが、依然として2勝1敗とリードしています。
次戦では、山本投手の雪辱と大谷選手の復調に期待が集まります。
あわせて読みたい|マタイク(mataiku)