ロサンゼルス・ドジャースがワイルドカードシリーズでシンシナティ・レッズを相手に2連勝しました。
大谷翔平選手が2戦連続打点、山本由伸投手が自責0の力投、佐々木朗希投手が最終回を圧巻の投球で締め、まさに日本人トリオが大舞台で存在感を見せつけました。
チームは勢いそのままに、次戦フィリーズとの地区シリーズへ挑みます。
日本人トリオの活躍でドジャースが勝利

1日(現地時間)、ドジャースタジアムで行われたワイルドカードシリーズ第2戦、勝てば地区シリーズ進出が決まる大一番で、先発は山本由伸投手。
初回、右翼手の落球により不運な形で2点を失いましたが、以降は立ち直りを見せ、2回から5回まで4イニング連続三者凡退を記録し、13者連続アウトという圧巻の投球を披露しました。
6回無死満塁の大ピンチもカーブで連続三振を奪い切り抜け瞬間、スタジアムは総立ちとなりました。
結果は7回途中113球、自責0の2失点、9奪三振の力投で大役を果たします。
打線もエースを強力に援護、3回にムーキー・ベッツ選手が適時打で反撃し、4回にはエンリケ・ヘルナンデス選手とミゲル・ロハス選手の連続適時打で逆転、6回には快音がなかった大谷翔平選手が4打席目に右前適時打を放ち、シリーズ2戦連続打点をマークしました。
この一打を皮切りに、打者一巡の猛攻で一挙4点を加え、リードを広げると、試合を締めくくったのは佐々木朗希投手です。
9回に登板すると、最速163キロの直球と鋭いスプリットで2者連続三振を奪い、最後も遊直に仕留めわずか11球で試合を締めくくりました。
ポストシーズン初登板を堂々たる内容で飾り、米メディアからも「ブルペンの救世主」と称賛されました。
試合は8-4でドジャースが勝利し、シリーズを2連勝で突破、日本人トリオが勝利に直結する働きを見せ、その存在感を世界に示した一戦となりました。
次なる相手は本塁打王のシュワーバー選手やターナー選手、ハーパー選手らスター軍団を擁するフィラデルフィア・フィリーズです。
地区シリーズ第1戦では大谷翔平選手の先発も予想されており、日本人トリオが再び躍動するのか大きな注目が集まります。
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