自民党の高市早苗新総裁は7日午前、党本部で臨時総務会を開き、新たな執行部人事を正式に発表しました。
高市氏は「今の暮らし、そして未来への不安を希望と夢に変えていきたい」と述べ、党の再生と国民の信頼回復に取り組む決意を示しました。
発足した新体制は、麻生派を中心に構成され、宏池会(旧・岸田派)や石破グループからの起用は見送られています。
高市総裁が執行部人事を正式発表
発表された主な人事は以下の通りです。
- 副総裁:麻生太郎氏
- 幹事長:鈴木俊一氏
- 政調会長:小林鷹之氏
- 選挙対策委員長:古屋圭司氏
- 組織運動本部長:新藤義孝氏
- 広報本部長:鈴木貴子氏
- 総務会長:有村治子氏
- 国対委員長:梶山弘志氏
- 幹事長代行:萩生田光一氏
主要ポストのうち3つを麻生派が占めるなど、総裁選で高市氏を支えた麻生太郎副総裁の影響力が色濃く反映された構成です。
一方で、旧茂木派や保守系議員の登用もあり、一定のバランスは保たれていますが、宏池会(旧・岸田派)や石破グループからの起用はゼロ。
高市・麻生ラインを軸とした強固な布陣となりました。
ただ、刷新ムードの一方で、裏金問題を巡り政治資金収支報告書に不記載があった議員も幹部に再登用されており、「クリーンな党運営」を掲げる高市氏の姿勢との整合性が問われそうです。
幹事長代行に起用された萩生田光一氏も、旧安倍派の裏金問題で調査対象となった経緯があり、党内外からは厳しい目が向けられています。
今後の焦点は、公明党との連立協議で、公明党の斉藤鉄夫代表は「政治とカネ」「歴史認識」「外国人共生」の3点で懸念を表明しており、協議は難航が予想されます。
また、高市氏は国民民主党との連携拡大にも意欲を見せており、麻生副総裁が同党の榛葉賀津也幹事長と接触を進めています。
ネットの反応は
「小泉進ちゃんは?」
「高市さん全力で応援します」
「これで少しでもいい日本になればいいな」
「高市さんは好きだけど、この人事はな…」
「結局空気は何も変わらなそうな予感…」
「物価高対策をお願いします」
「岸田・石破陣営はいないってことね」
「鈴木貴子ってこども食堂をファミレスって言ったアホやん」
「高市さんには期待したい」
「もう公明は切っていいだろ?」
「萩生田はアカンやろ!」
「結局の根っこは自民だなって人事」
「裏金で国民から信用なくしたのにまた復活させるって新しい自民党にする気ないじゃん」
「まずは税金を下げてください」
「派閥的人事だね」
「どこと組むのか注目だな」
などの反応が多くありました。
まとめ
麻生派主導の高市新体制が、ついに本格始動しました。
宏池会や石破グループを外した布陣は、刷新と独自路線を印象づける一方で、党内融和への課題も残します。
「不安を希望に変える」と誓った高市氏が、分裂気味の党をまとめ上げられるか。
女性初の首相を目指すリーダーとして、その手腕が問われる局面を迎えています。
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