「チェックって30代には若すぎるよね」先日筆者は女友達と話していて、この発言に衝撃を受けました。
リボンやハートなどの“姫柄”は、取り扱い注意
「洋服の柄としては取り入れられないです。若すぎて恥ずかしい……ポーチとかピアスとかのアイテムには時々入っていますが、ものによっては結構限界を感じることもあります」(32歳・Web関連)
「30代でリボン柄やハート柄を積極的に洋服に取り入れている人って少数な印象です。友達がハート柄の服を着ていたときは、やっぱり若いって思いました。本人がそれでもいいならいいんですけどね」(34歳・企画職)
“姫柄”については、洋服ではあまり見かけない(取り入れたくない)けど、小物としてはまだまだありと感じる方が多いようでした。
“小花柄”というかわいさの暴力
「花柄は見た時のかわいさと着た時のギャップに驚くことが多いです。この前マーガレット柄のプリーツスカートをもらったんですけど、すごい可愛いなと思ったら、履いたらやっぱり『若っ!!』ってなって、恥ずかしくて履いてません」(31歳・デザイナー)
「花柄ってすごい好きなんですけど、やっぱり見て楽しむべきだよなってたびたび思います。この前友達が花柄のワンピースを着ていたんですが、カーテンにしか見えなかった」(29歳・営業)
筆者も“小花柄”など小さく可憐な花柄の場合、ちょっと若すぎるかなとためらうことが多々あります。見てかわいい!着てかわいい!というのは、意外と難しいことなのかもしれません。
最後に落ち着くのはやっぱり…
「ドット柄なんてもう何10年も着てません。子供っぽい。でも我が家は母が元々ドット柄が嫌いと言っていた家なので、好みが遺伝しているかもしれません」(31歳・営業事務)
「草間彌生さんが好きなんですが、服で着るとなると…ちょっと抵抗はあります。小物として持つのもいいんですが、可愛らしすぎて手を出してないかも。結局無難なものに落ち着いていきますよね」(30歳・コールセンター)
こうして考えると、ドットダメ、花ダメ、少女っぽいのもダメとなって、最終的に柄を着たいと思ったら、ボーダーに落ち着くのかもしれません。
オシャレさんであればこの辺の問題は自己解決できるのかもしれませんが、周りの目が気になる年頃のアラサーにはなかなか難しそうです。筆者のクローゼットは気づけば無地がいっぱい。これもひとえに、年相応を無意識に意識しているからかもしれません。(おおしま りえ)