彼の名前は健一、40歳の普通のサラリーマンだった。
彼には美しい妻と2人の子供がいた。
しかし、彼の心の中には秘密があった。
それは、妻の母、すなわち彼の義母との禁断の関係だった。
目次
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運命
義母の美香は50代前半にしては信じられないほど魅力的な女性だった。
スレンダーな体型、端正な顔立ち、そして何よりもその瞳に宿る深い情熱。
彼女の美しさは、健一の心をつかみ、離さなかった。
ある日、健一の妻が出張で家を空けることになった。
その夜、美香が夕食に招いてくれるという。
彼女の家に向かう道すがら、健一の心は高鳴っていた。
美香の家に着いた健一は、彼女の手料理に舌鼓を打った。
そして食事が進むにつれ、二人の間に流れる空気は次第に変わっていった。
「健一さん、私たち、何か運命的なものを感じませんか?」
美香の瞳が健一を見つめる。
彼の心は彼女の言葉に震えた。
この感覚は初めてではなかった。
彼女との何気ない会話の中で、何度も感じたことがあったのだ。
「美香さん、私も感じています。でも、これは…」
「運命だと思うの。私たちの心が交わるのは、運命なのよ。」
その夜、二人は一線を越えた。
彼らの関係は、もはやただの親戚以上のものとなった。
日々、健一の心は美香に引かれていった。
彼女と過ごす時間は、彼にとって最高の喜びであり、同時に最大の罪悪感でもあった。
この関係が続けば、家庭は崩壊する。
しかし、彼女から離れることはできなかった。
健一は、美香との愛人関係と、家庭との間で揺れ動く日々を送ることとなった。
彼の心の中で戦いが続いていた。
ー 次回、後編へ続く…
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