皆さんのお子さんは「時計」を読むことができますか?
「時計が読めないなんて…」「今すぐに時計を理解させなければ」
このように、お子さんが時計をなかなか理解できずに、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、時計が読めるようになる方法についてご紹介します。
子どもが時計でつまずく落とし穴は?
そもそも時計を理解するためには、
- 60進法(60秒で1分)と24進法(24時間で1日)の理解
- 午前・午後というルールがある
- 24時間で表す時もある(午後1時と13時が同じ)
- 長針と短針が別の動きをする
- 長針と短針で数字の読み方が違う
- 分だけ、時間だけで表すこともある(90分、1時間30分、1時間半は全部同じ)
といったことをマスターしなければなりません。
こうして整理してみると、大人の私たちから見ても難しいですよね。
最近では、デジタル時計を使用しているご家庭が増えたり、テレビ番組の切り替わりでお子さんの生活リズムを作っていたりするご家庭も多く、現代の暮らしの中で、アナログ時計を目にする機会が減っていることも原因の一つとして言えます。
時計の苦手は今すぐに解消するべきか
時計は将来必要な分野だからこそ、早めに克服した方がいいと思っていませんか?その必要はありません。
小学校では、時計が読めなくとも学校のチャイムが教えてくれますし、高学年にもなれば、ほとんどのお子さんが、日常生活の中で自然と時計を読めるようになっているからです。
大人で時計が読めない人はいないですよね。ですから、時計が読めなくても小さいうちは焦らなくてもよいのです。
時計が自然と読めるようになるおすすめの方法
とは言っても、全く何もしないというのは気が引けますよね。
ということで、日常生活の中でのちょっとした工夫で時計が読めるようになる方法をお伝えします。
1.家にアナログ時計を置く
まずは、アナログ時計に慣れましょう。
現代風の文字盤が曲がった形のものや、数字が飛び飛びに書いてあるもの等、デザインが凝っているものは避けてください。
シンプルで丸いもの、数字が大きく、1~12まで飛ばさずに書いてあるものを置くようにしましょう。
2.実際の時計と時間で教える
時計が読めるようになる効果的な教え方は、実際に時計を手に取り、針を手で回すことです。
時計の勉強のための「知育時計」を使用したり、100円ショップの時計で電池を入れないまま手で動かしたりするのも良いでしょう。
また、日常生活の中で「○○ちゃんが朝起きる時間は○時だね」「お風呂に入る時間は○時だよ」とちょっとした声掛けの工夫で、時間を意識して生活できるようになります。
3.あえて時間をおく
おすすめという意味では、先ほども述べたようにあえて時間をおくということも1つの手段です。
わざわざ机に向かって紙で学んだり、時計を見せて無理やり教えようとしたりしなくても、日常生活の中で自然と時計は読めるようになります。
むしろ、時間をおいて年齢が上がってからの方が時計の仕組みを理解しやすくなります。
まとめ:時計が読めなくても焦る必要はない!
今回は時計が読めない場合は今すぐ読めるように教えた方が良いかについて、焦らず見守ってよいことをお伝えしました。
なぜなら、時計は、「子どもにとって複雑で理解が難しい」、「時間をおけばいずれ自然と理解できるようになる」からです。
まだお子さんが小さいうちは急がずに、日常生活の中での声がけで時計に興味・関心を向けさせることから始めてみてはいかがでしょうか?
公式サイト|RISU算数
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