4月、入園式や入学式を迎える子どもはもちろん、新しい学年に上がる子どもにとっても、新生活が始まります。
ワクワクする気持ちの一方、環境の変化から不安やストレスを抱える子どもも少なくありません。
そこで、ストレスに負けることなく幸せな新生活をスタートするために、親ができる３つのことをご紹介します。
①心のケア
新しい環境に飛び込むことは、子どもにとって大きなストレスです。
それをうまく言葉にできない子どもの場合、
- 普段以上にぐずる
- イライラしている
- 兄弟に意地悪をする
- ぼーっとしている
など、親から見たら「困った行動」として、ストレスのサインが現れることがあります。
親にできることは、そのサインを受け止め、ケアすること。
まずは、子どもの話をじっくりと聴いてみましょう。
家事の手を少し止めて、スマホを置いて、ゆっくり話を聴くことで、子どもの心は癒されます。
他にも、子どもの好きなことに熱中させてあげたり、普段よりものんびりする時間を意識的に増やすことも良いでしょう。
以下のような書籍も参考にしてください。
学期末に学校から持ち帰ってくるクレヨンやクーピーなどの学用品。 学用品ならではの汚れを綺麗にする方法を調べて試してみました。永久保存版ですよ！ 学用品の汚れって独特… via pixabay.com 小学生の[…]
②生活リズムを整える
緊張から睡眠不足になったり、栄養が偏ったり、生活リズムが不規則になったりすると、子どもは心身ともに不安定になりがちです。
- 早寝・早起きのリズムを作る
- 朝ごはんをしっかり食べ、栄養バランスのとれた食事を摂る
- 毎日のタイムスケジュールをできる限り同じにする
基本的なことですが、これらは親の心がけ次第でできることの一つです。
特に新生活の時期は、生活リズムを整えることを意識しましょう。
小学校入学まであと少し。お子さんはワクワクしていることでしょう。 しかし、重いランドセルを背負っての登校や下校、時間の区切りも今までとはガラリと変わります。 慌てずに済むように、入学に向けて改めて「入学準備の[…]
③新しいクラス・先生についてマイナスなことを言わない
新学年になると、子ども以上に親がショックを受けてしまうこともあります。
- 「仲良しの子とクラスが違った！」
- 「評判の良くない先生が担任に当たってしまった！」
- 「苦手なママ友の子と同じクラスになっちゃった！」
けれども、親の不安を子どもは鋭く察知します。
その結果、新生活に対して必要以上に不安を感じてしまうことに。
いろんな先生やクラスメートの中で人間関係を築くことは、長い目で見れば子どもにとって大切な社会経験です。
そう前向きに捉えて、新生活に対して期待が持てるように「どんな先生だろうね」「新しい友達楽しみだね」などプラスの声かけをしましょう。
子どもはクラスが変わっても、席が隣になったり、勉強のグループが一緒になったりすることで、次第に新しい友だちを作っていくもの。学校で子どもたちのそんな様子を見ていると、「子どもって、大人が考えている以上にすごいな！」と感心させられます。
これは、担任に対しても同じです。担任が変わると、「これまでずっと女の先生だったのに、初めて男の先生になってしまった」とか、「これまではベテランの先生だったのに、今度は新任の先生なんだ」などと、いろいろ戸惑いがあるでしょう。「先生との相性がいいか、悪いか」も心配になりますね。でもこうしたことは親のほうが気にしているもので、子どもは意外に乗り越える力を持っていて、子どもなりの距離感をとって過ごしています。長い人生の中で、この経験はとても大切なんですよ。
ですから、親は子どもの前で担任を悪く言わないこと。もし気になることがある場合は、担任に直接話すか、校長先生や教頭先生に相談するといいでしょう。
まとめ
子どもが新しい環境に飛び込む時、その世界に順応し、人間関係を作っていくのは、子ども自身。
親ができることは、案外少ないかもしれません。
だからこそ、まずは子どもを見守り、心の状態を見極めてあげてください。
ストレスを受けている時は、上に挙げた３つのことを意識しながら、子どもの新生活をサポートしていきましょう。
マタイク編集部【女性・ママへ】おすすめ記事
⇒オールインシャンプー「haru」は女性に優しくツヤ髪に！白髪や抜け毛の効果は？口コミは？
