子どもの外遊びといえば、やっぱり近所の友達と近くの公園や広場で遊ぶ光景が思い浮かびますよね。
でも近年は、「そんな景色も少なくなった?」と感じている方も多いでしょう。
便利な端末やゲームなどが身近になり、子どもの運動不足が心配な時代です。
しかし子どもの運動機能は、10歳頃までに大きく成長するもの。
それまでに「体を動かすって楽しい!」と感じる体験がとても大切です。
そこでこの記事では、子どもの運動の習慣のつけ方、そしてそのメリットをご紹介します。
運動を習慣づけることのメリット
人間にとって適度な運動の習慣化は、心身を健康に保つとても大切な要素です。
とりわけ成長期まっさかりの子どもには、大人以上に重要な3つのメリットがあります。
体が育つ
運動することで筋力がアップ、活発な代謝にも繋がり、免疫力の向上効果があると言われています。
肥満を防ぎ、感染症のリスクも低下するなど、子どもの丈夫な体づくりに運動は欠かせません。
また、たくさん動くことでお腹が空き、食欲増加にも繋がります。
適度な疲労で早寝早起きや、睡眠の質のUPも期待できます。
頭が育つ
特別な動きはせずとも、ボールを触る、走るなど、指先や足先からの刺激が伝わることで、子どもの神経は順調に発達します。
また体を動かし酸素をたくさん取り込むことで、脳が活性化します。
体力がつくと集中力や持久力も身につき、日頃の学習にも役立ちますよ!
心が育つ
ボールをうまく投げられるようになると、「次はもっと遠くまで投げたい」と、遊びの中に自然と目標が芽生えます。
目標達成に向けて「どうしたらできる?」「うまくいかない原因は何?」と考えるようになり、失敗と成功を積み重ねて自信や自己肯定感が育ちます。
できなかった時の忍耐力と成功体験を全身で感じられることも運動の大きなメリットです。
「遊びの延長」で運動を習慣化!
運動は大切ですが、スイミングや体操教室など習い事として始めるよりも、まずは身近な遊びから始めてみましょう。
習い事は丁寧に教えてくれる反面、自由な発想や動きが制限される可能性があります。
最初はプールに連れて行ったり、ボールを蹴ってみたりして、本人が楽しそうであれば習い事にシフトしていく、という方法がおすすめです。
また日常的な運動としては、最近は小さいうちから乗れるキッズバイクもあり、バランス感覚を鍛えるのに最適です。
コンパクトなので家の周辺や小さな広場でも気軽にチャレンジできますよ。
近くに安全な場所がない場合は、室内で柔らかいボールを使ったり、子ども用トランポリンなどを使うのも効果的です。
まとめ
まずは特別な運動をしなくても、シンプルに走る、投げる、蹴るという動作から始めてみましょう。
保護者の見守りのもと、お風呂の時に顔をつけてみる。
床にテープを貼って、その上をはみ出ないように歩いてみる。
こんな、子どもが「楽しい!」と思える動きを考えてあげることが、子どもの成長に繋がります。
ぜひご家庭の環境に合った方法で、親子で楽しんでみてください。
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