2人以上の育児をしていると、下の子だけ誰かに見てもらいたい、預けたいという状況が発生するものです。
「上の子が風邪をひいちゃったけど、下の子は予防接種がまだ。病院に連れていきたくない」
「上の子の学習発表会があるけど、下の子を一緒に連れて行くと大変…」
こんな状況で下の子だけを預けることに、罪悪感を感じてしまうパパ・ママは少なくありません。
そこでこの記事では、「下の子だけ預けるのはありかなしか」という疑問について考察します。
罪悪感を感じてしまうパパやママの参考になれば幸いです。
【結論】預けるのはあり
結論から先に言えば、下の子だけ預けるのは「あり」と言えます。
まず、面倒な状況で苦労して下の子も連れていくことで、親の方がイライラしてしまいます。
これでは上の子にも下の子にも、結局は良い影響はありません。
また上の子は、下の子が生まれてからママを独り占めできず、妥協したり我慢をしている部分があるかもしれません。
そのため、時々下の子を預けることで、上の子のケアができるという側面もあります。
最近ではコロナの影響で、学校行事や商業施設などで入場者の人数制限をしていることもあります。
そのため、子供を2人以上同時に連れ歩くことができない点について、世間もそれほど無理解ではありません。
保育園や祖父母宅など、下の子を任せられる施設や親族がいるなら、遠慮せずに頼りましょう。
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下の子だけ預けたいよくあるシチュエーション
パパやママが「下の子だけ預けたい」と感じる良くあるシチュエーションは下記のようなものです。
- 上の子だけ運動会などの学校行事がある
- 上の子が病気や予防接種などで病院にいく
- 上の子の年齢で地域の健康診断がある
- 子連れNGの外出時、上の子は留守番ができるが下の子はできない
- 上の子だけをかまってあげる時間を作りたい など
このような時、大人がパパとママしかいない核家族世帯であれば、下の子だけ預けなければならない状況になるのは仕方ありません。
上の子と下の子だけでなく、例えば「どちらかが病気がち」な場合でも生じるシチュエーションです。
兄弟そろってお出かけしたくても、それが難しい場面は常にあり得るのです。
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考えられる悪い影響と対策
状況によっては下の子だけ預けることも「あり」とはいえ、子供に悪影響がないか気になるパパ・ママも多いでしょう。
どうしても罪悪感を感じてしまうこともあるはずです。
そこで、下の子だけ預けることにより考えられる悪影響と対策を押さえておきましょう。
【考えられる影響と対策】
- 下の子が理不尽さを感じる
→別の日にたっぷり下の子との時間をつくる
- 上の子が下の子に自慢してしまう
→上の子だけが特別なわけではなく下の子も同じように可愛いことを、双方に言い聞かせる
- パパ・ママが自己嫌悪におちいる
→「イライラするよりマシ」と考えて割り切る
- よそのパパ・ママの目が気になる
→他人を気にしなくて大丈夫
そもそも「下の子がかわいくない」といった理由で預けるわけではありません。
身内や他人から「どうして?下の子が可哀そう」と言われたら、にっこり笑って状況を説明すれば良いのです。
まとめ
下の子だけ預けることに対し、必要以上に罪悪感を感じる必要はありません。
事情があって下の子だけ預けた場合は、別の日にたっぷり一緒に遊んであげてください。
「エコヒイキなんかじゃないよ」としっかり伝えることで、心の落ち着きを取り戻せるでしょう。
パパ・ママの愛情は、ぜひ言葉や態度で積極的に表してくださいね。
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