子育て期間中は無我夢中で、ゆっくり冷静に考えている時間がないものです。
振り返って思い出すと、「あのときは、ああしておけばよかった」と思うママは少なくないでしょう。
この本記事では、マタイク公式ライターりこママが自身の子育てを振り返り、実体験で感じた「あのとき、ああしておけばよかった」ことをご紹介します。
今回はシリーズ4回目「小学校低学年時代」について。
小学生になった息子に、徹底的に身に付けさせておきたかったことや、家族の思い出を残す大切さについてお伝えします。
もしかしたら現在、小学校低学年のお子さんに手を焼いているママの、打開策が見出せるかもしれません♪
小学校低学年時代のエピソード
入学式当日の家族写真を見たところ、息子の身長は私の胸くらいしかなく、なんとまぁ小さいこと!そして、どこかまだ園児っぽさが残っている顔つき。
気慣れないスーツを着て、夫や私と手を繋いでいる写真もありました。
小さな体に不釣り合いな、大きくて重たいランドセルを背負った息子。
幼稚園の入園式では号泣していたのに、晴れやかな笑顔でダブルピースしている写真。
これから入園や入学式を迎えるお子さんがいるなら、「これでもか!」というくらい、たくさん写真を撮ってください。
残念ながら、人の記憶はいずれ薄れてしまいます。
写真を見ることで「入学式の日は小さかったな~」とか、「笑顔がかわいかったな~」と思い出すことができます。
【子育てを振り返る】あのとき、ああしておけばよかった~新生児期【子育てコラム】|マタイク
小学校低学年 やってよかったこと
第1位 家族旅行
小学校低学年時代にやり始めてよかったこと、第一位は「家族旅行」です。
旅行をしたことはあったのですが、当時息子は3歳だったので、記憶がほとんどなかった様子。
2年生になった息子が「旅行に行ってみたい」と言い出したことがキッカケで、中学2年生まで我が家の毎年の恒例行事となりました。
普段は暇さえあればゲーム機ばかりいじっていましたが、旅行のときは景色を眺めたり、釣りやスキー、ボルダリングなどのアクティビティにチャレンジしたりと、会話も弾んで楽しいときを過ごせました。
また、ご当地グルメを食べることで、食わず嫌いだった食べ物を食べられるようになったのも、旅行のおかげだったと思います。
一般的に子どもは、大きくなればなるほど家族で出掛けることを嫌がるようになりますよね。
家族揃って過ごせる時間は思いのほか短い気がします。
家族旅行でたくさんの思い出を作っておくのは、やっぱりおススメです。
第2位 リビング学習
「リビング学習」も小学校低学年に始めてよかったことです。
息子には部屋もあり、そこに学習机もありましたが、自然と私がいるリビングで宿題をしていました。
「ぼくが宿題をしているときは、ママはここに(目の前に)いないとダメ~」と義務付けられ(笑)、わからないことは質問してきたり、音読したりと毎日付き合いました。
振り返るとかわいすぎです!親ばか万歳(笑)。
おまけ 写真をたっぷり撮っておく
子どもが家族で出掛けることを嫌がるようになる頃、きっと写真を撮られるのも嫌がるようになります。
ですので、家族みんなの写真はこの時期までにたくさん撮っておきましょう!
毎年同じ場所で記念撮影しておくのもおすすめです!
1年でどのくらい身長が伸びたか、外見の変化が一目瞭然!
できれば親も一緒に撮りましょう。
親は老化が進んでいることが一目瞭然!
子どもが成長しているのだから、致し方ありませんね(笑)。
【子育てを振り返る】あのとき、ああしておけばよかった~乳幼児時代【子育てコラム】|マタイク
小学校低学年 やりそびれてしまったこと
もっと物の大切さを教えていれば!
もっともっと「物を大事にすること」「自分の持ち物に責任を持つこと」を徹底すれば良かったと思っています。
例えば黄色の通学傘です。
朝は雨が降っていて傘をさして登校しても、下校時にやんでいれば畳んで持って帰るのが普通ですよね?
しかし息子の傘は、下駄箱横の傘置き場に置き去りか、杖のように突いて帰って先端がボロボロになるか、水溜まりに突っ込んで泥だらけか、大体この3択でした。
小学6年間で黄色の傘を何本買い替えたことでしょう。
物は、その役目を果たせなくなった時点で買い替えなければなりません。
また、学校の規則に則った道具は、壊せば早急な対応が必要です。
明らかに故意に壊した場合は、その場で物を大事にすることを説き、ガツンと叱ることが大事かもしれません。
ほかにも鉛筆、消しゴム、筆箱、水筒、給食セットなどなど、買い替えばかりしていたような気がします。
当時はため息と買い替え費用ばかりが出ていき、そのことをママ友に愚痴ると「うちもだよ~」と言われていました。
うちの息子だけじゃないんだ、とホッとしたのも事実。
同じ時に同じ境遇の人と話をすると、どんよりしていた心が不思議と晴れやかになるものです。
そして視点が変わり、そんなに落ち込むことではないと悟り、笑っちゃうエピソードに変化していきました。
男の子の笑っちゃうエピソードをまとめた『男子あるある』にも掲載させているので、興味のあるかたは読んでみてくださいね。
《男の子あるある》もはや不思議な生命体?!そうくるか?生まれながらに不可思議な謎の行動力を持つ、それが男子。|マタイク
時間・ルール厳守を教えていれば!
我が家では、小学校低学年だった息子に「宿題を終わらせたらゲームを1時間してもいい」という約束をしていたと思います。
その結果、宿題を早く終わらせればいい⇒雑、手抜きという図式になりがちでした。
また、約束の1時間を経過しても「キリが悪いからやめられない」と、なかなか止めないことも多かったです。
私もゲームや漫画は好きだったので、良くも悪くも気持ちがわかってしまい、何回も「今日は特別ね」と認めてしまっていました。
とても大後悔しています。
『時間』というのは老若男女、国籍も容姿も、健康な人でも病人でも、皆平等に与えられたものです
ただ、時間の流れるスピードは、その時やっていることで違うと感じるのです。
無我夢中でやるゲームなどは、楽しくてあっという間に約束した時間になり、逆に学校の苦手な授業は時間の流れが遅く感じるでしょう。
夢中になれているか、そうでないかの違いですね。
楽しいことをするのは自分へのご褒美ですし、夢中になれることはあったほうがいいと思います。
ただ、夢中になり過ぎて、本来やらなければならないことを疎かにするのはよくありません。
大人なら仕事、子どもなら学校関係のことなどが本来やるべきこと。
なのに、子どもに時間を守らせるというルールを、親である私がなあなあにしてしまったのは最悪だったと猛省しています。
もし家庭内のルールに「ゲームをやっていい時間」があるなら、徹底的に守らせるべきです。
もちろん親もです。
「親はいいんだよ」なんてダラダラやるのは、子どもにとって理不尽な行為で、示しもつきません。
電子機器類の画面じゃなくて、一緒に居る人の顔を見て会話するようにしましょう。
昨今では大人だけではなく、児童や学生の間にも、ゲームやSNS依存に陥っている人も増えているそうです。
子どもが小さなうちに、早めに対策・対応をしておいたほうがいいですよ!
【子育てを振り返る】あのとき、ああしておけばよかった~園児時代【子育てコラム】|マタイク
小学校低学年時代に得た教訓
- 家族の思い出をたくさん残すチャンスを作る!⇒家族で過ごせる時間は思いのほか短い!ものすごく貴重ですっ!!
- 出された宿題をきちんと最後までやるクセをつけさせる!⇒親の根気が試される…人生修行だと思ってがんばりましょう。
- 自分の持ち物は、自分で用意・片付けるのが当然という認識を持たせる!⇒手を出すことは優しさではなく甘やかし、後々まで響きます。
- 授業参観・懇談会はできるだけ出席する!⇒先生と密に話せるチャンス&よそのお宅のママとの貴重な情報交換の場です。
まとめ
振り返ると、小学校低学年の息子はまだ扱いやすかったかなと思います(笑)。
反抗期が訪れる前のこの時期までに、根気よくいろいろなことをやらせておけば違ったかなぁとも思います。
小学生は園児と違い、子育てのステージが変わります。
学校へ通うという新しい習慣に、戸惑ったりストレスを抱える子どももいるでしょう。
ママも我が子の心配事がたくさん出てきますが、学校の先生やママ友、近所住まいの先輩ママに、どんどん声をかけるといいですよ。
次回はシリーズ第5弾『小学校中学年時代』。
接し方が難しくなってきたと感じ始めた3、4年生時代のお話です。どうぞお楽しみに!
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