子供の学校の個人懇談。
初めての個人懇談では、親として担任の先生と何を話すのか、何を聞かれるのか、不安になるものです。
そこでこの記事では、筆者の経験をふまえ、小学校の個人懇談の様子をご紹介します。
事前にどんな様子なのか軽く知るだけでも、肩の力が抜けてリラックスできますよ。
個人懇談の概要と3つの要点
子供が小学校に入学すると定期的にやってくる個人懇談。
学校や地域による違いはありますが、およそ年に1~2回は実施されます。
所要時間は短ければ15分、だいたい20分程度でかなり限られています。
先生と対面するとつい緊張してしまいますが、目的はあくまでも子供にとってより良い成長環境の形成です。
できるだけリラックスして、しっかり先生のお話を聞き、必要な質問をしていきましょう。
全体の流れ
個人懇談はざっくりとこのような流れになっています。
- 先生から個人懇談の説明。
- テストの返却や成長の記録などの確認。
- 先生から学校での様子を聞く。
- 親からの質問など。
- 今後に向けてのアドバイスなど。
筆者の場合、まず簡単に先生から当日の説明があり、直近で行ったテストの返却や成長の記録などの確認を行いました。
テストの返却時には、その点数がクラスや学年の中でどのくらいの位置なのか、学年やクラスの平均点なども見せてもらいました。
そのあと大きく分けて、生活面・学習面・友達関係についてお話がありました。
要点① 生活面
生活面の話では、日頃頑張っている係の話、クラス内での役割ついて聞きました。
また、子供自身が自己評価した「ふりかえり」も見せてもらいました。
要点② 学習面
学習面では、授業中の様子や教科ごとの理解度、提出物や宿題についてのお話が中心です。
それまで行ってきたテストの点数や、点数の内訳なども、ここで詳しい説明がありました。
基礎、思考力、応用などの、どの部分でつまづいているのかが、とても分かりやすかったです。
また、図工で制作した絵や作品、廊下などに飾ってある絵や書き初めなども、帰りに見ることができました。
長期休み前の個人懇談では、休み中に復習しておいた方がいいポイントなども伝えてもらえます。
我が子の苦手な分野を知り、効率的に復習できて助かりますよ。
要点③ 友達関係
友達関係では、クラスの誰と仲良くしているか、休み時間はどのように過ごしているのかを教えて頂きました。
もちろんその情報を基に、子供に「ああしろ、こうしろ」と口を出すことはできません。
ただ知らなかった情報は心にとめておくと、親としてはやはり安心です。
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先生からの質問と相談ごとのチャンス
個人懇談では、学校での子供の情報をうかがうだけでなく、逆に先生から質問も出ます。
まず最初に聞かれたのは、子供の家庭での様子についてでした。
「お家で学校の話をされますか?」「お家ではどのように過ごしていますか?」
先生は、「学校とは違う子供の様子を知りたいため」とおっしゃっていました。
学校では見えない友達関係や悩みなどが、隠れていることもあるそうです。
また最後には、「何か気になっていることはないですか?」と、困っていることに関して質問がありました。
友達関係の悩みや学習面で心配なことがあれば、ここが相談のタイミングです。
初めての個人懇談では、細かい相談をするのは気おくれしがちですが、せっかくのチャンスです。
心にひっかかっていることは、恥ずかしがらず率直に相談してみることをおすすめします。
時間も限られていますので、事前に聞いてみたいことをメモしていくといいかもしれませんね。
まとめ
個人懇談は、親と先生が双方の知らない情報を共有するための、有意義な時間です。
個人的には、「家に帰ってたくさんほめてあげてください」と言って下さった先生の言葉が、とても印象に残っています。
限られた時間を有効に使うためにも、聞きたいことは事前に頭の中でまとめておくと、よりスムーズでしょう。
この記事を読んで、皆さんが少しでもリラックスして個人懇談を迎えられるよう願っています。
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