紅白歌合戦、振り返れば昨年も初出場ラッシュやサプライズ出演が続き、NHKの選考基準がより話題性や貢献度にシビアになってきていると指摘されています。
そんな中で、落選が現実味を帯びてきたと言われているアイドルグループ、今回はその中から特に動向が注目されている3組とは…。
AKB48

AKB48は、紅白に 12回出場(12回のうち11年連続) してきた歴史的アイドルグループです。
さらに2025年は結成20周年という大きな節目の年でもあり、本来なら出場がほぼ確実と見られていました。
来月には日本武道館公演が控え、メディア露出も増えつつありますが、今年はライバルの動きが非常に強烈です。
特に注目されているのが、櫻坂46が国立競技場ライブを決定したことや、坂道グループの勢いが可視化され年間を通した話題性でAKB48がやや押されている状態です。
また、ここ数年のAKB48は楽曲面で国民的大ヒットと呼ばれる規模には及んでいないとされ、20周年という追い風はあるが、話題力で一歩劣るという評価が選考に影を落としています。
とはいえ、NHKの音楽番組への出演が多い、世代を超えた知名度は依然トップクラス、20年の歴史的価値といった強みは健在で、落選が確定というわけでは決してありません。
ただし今年は例年以上に競争が激しく、ファンの間でもこれまでのような安泰ではないと囁かれています。
超ときめき♡宣伝部

超ときめき♡宣伝部(超とき宣)は、2024〜2025年にかけて勢いを増しているアイドルのひとつで今年でデビュー10周年、NHK「うたコン」や「Venue101」にも出演し、NHKとの接点も多く当初は紅白有力という声が強くありました。
しかし、同じスターダスト所属である先輩グループ ・ももいろクローバーZの動きが影響していると言われています。
ももクロは近年、紅白卒業宣言をしており、さらに大晦日は裏で独自の対抗番組を開催しています。
NHKとしては、以前の出場者が裏番組をぶつけてくる状況を歓迎しづらいという指摘があり、その余波が後輩の超とき宣に及び、選考が難しくなっている可能性が取り沙汰されています。
もちろん、超とき宣自身が何かトラブルを起こしたわけではなく、パフォーマンスの評価も高いままです。
ただし、NHKは事務所全体の姿勢を見て判断する面があるため、紅白に呼びにくい状況ができてしまっているのでは?という見方がメディアで語られています。
Sweet Steady(スイステ)

Sweet Steadyは、キュートな世界観とキャッチーな楽曲で一部SNSで人気を獲得、特に「ぱじゃまぱーてぃー」は MVが200万回再生超えと、一度大きな注目を集めました。
しかしその後は、他楽曲は数万〜数十万再生にとどまる、SNSフォロワー数が同レーベル内で最も少ない、地上波露出や大型タイアップがほとんどないといった事情で、全国区の知名度にはまだ達していないというのが現状です。
紅白は世代を超えて知られているか、NHK番組との関わりが重視されるため、2025年の出場は極めて難しいと見られています。
彼女たちは伸びしろが大きいグループですが、今年はタイミングが合わなかったという見方が正しいでしょう。
まとめ
2025年の紅白は、例年以上に話題性とNHKとの関係性が強く問われる年となっています。
いずれのグループも実力は十分で、今回は外的要因が重なった年といえるでしょう。
あわせて読みたい|マタイク(mataiku)