UFOという未知の存在は、私たちの想像を超える驚愕の出来事をもたらすことがあります。
今回は、世界で実際に報告されたUFO遭遇事件の中から、特に注目すべき2つの事件をピックアップします。
ヒル夫妻の誘拐事件 (1961年9月)
画像出典|超常現象の謎解き
1961年、アメリカのニューハンプシャー州を舞台に、ベティ・ヒルとバーニー・ヒル夫妻が体験した出来事は、UFO研究の歴史において金字塔となる事件として知られています。
この事件は、UFOによる人間の誘拐というコンセプトを世界中に知らしめることとなりました。
事件の概要
ヒル夫妻は、ニューハンプシャー州の山間部を車で走行中、突如として空から明るい光を放つ巨大な円盤型の物体が現れるのを目撃しました。
この物体は彼らの車を追尾し始め、夫妻は恐怖を感じながらも逃げることができず、やがて彼らの車は停止しました。
時間の失念
最も驚くべきことは、夫妻がその後、2時間の時間の失念を経験したことです。
彼らは突然、車の中で目を覚まし、何が起こったのか全く覚えていない状態でした。
この2時間の間に何が起こったのか、夫妻は当初は全く思い出すことができませんでした。
催眠療法と回想
事件の後、ヒル夫妻は夢やフラッシュバックに悩まされるようになり、精神的な不調を感じるようになりました。
そこで彼らは、催眠療法を受けることを決意しました。
催眠療法のセッション中、彼らはその失われた2時間の記憶を取り戻し始めました。
彼らの証言によれば、UFOの中に連れて行かれ、宇宙人による身体検査を受けたというのです。
ベティは、宇宙人たちが彼女の腕から針を使ってサンプルを採取したこと、バーニーは、彼の目を検査されたことを回想しました。
結論
ヒル夫妻の誘拐事件は、UFOや宇宙人に関する証言の中でも特に信憑性が高いとされています。
彼らの体験は、私たちが宇宙の奥深さや未知の存在について考えるきっかけとなり、多くの人々の興味や好奇心を引きつけています。
この事件は、未だに多くの謎に包まれており、真実はどこにあるのか、私たちにはわからないままです。
ファルコン湖事件 (1967年5月)
画像出典|カラパイア
1967年、カナダのマニトバ州のファルコン湖で起きたUFO遭遇事件は、UFO研究の歴史において非常に注目される出来事として知られています。
この事件は、物理的な証拠が残された数少ないUFO遭遇事件として、多くの研究家や興味を持つ人々の間で話題となりました。
事件の概要
ステファン・マイカラックという石工の男性は、1967年5月20日、ファルコン湖近くの森で鉱石の採掘をしていました。
その最中、彼は空から2つの円盤型の物体が降下してくるのを目撃しました。
一つの物体は空中に留まり、もう一つは平らな岩場に着陸しました。
ステファン・マイカラックは米軍の実験機だと思い、30分ほど機体のスケッチをしました。
接触
好奇心から、マイカラックは地上に着陸したUFOに近づきました。
彼はその物体が金属製で、非常に高温であることを感じ取りました。
また、周囲は硫黄の臭いがしたと言っています。
物体の側面には、明るい光を放つ正方形の窓があり、その中から機械的な音が聞こえてきました。
彼は、物体の中にいる何者かとコンタクトを取ろうと試みましたが、成功しませんでした。
突然の放射
しばらくして、物体の側面から突如として強烈な光が放たれ、マイカラックはその光によって胸部を焼かれました。
彼は痛みと驚きで後退し、その場を離れました。
物体はその後、空へと飛び去っていきました。
後遺症
事件の後、マイカラックは火傷の症状を示し、彼の胸部には放射された光の形に似た奇妙な模様が現れました。
彼は病院で治療を受けましたが、火傷の原因や模様の出現の理由は医師たちにも説明できませんでした。
また、彼はその後も体調不良を訴え、放射線による影響を受けたと考えられました。
結論
ファルコン湖事件は、UFOや宇宙人との接触が私たちの身近に存在する可能性を示唆するものとして、多くの人々の興味や好奇心を引きつけています。
この事件は、未だに多くの謎に包まれており、真実はどこにあるのか、私たちにはわからないままです。
しかし、それがこの事件の魅力であり、私たちの想像力を刺激するものとなっています。
ステファン・マイカラックの体験は、未知の存在との接触のリアルな証拠として、UFO研究の歴史に名を刻んでいます。
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