日常的に食べているあの美味しい食べ物が、実は元々クレームから生まれたものだった…なんてビックリしますよね。
そんな意外な誕生秘話を3つ紹介します。
クレームから誕生した食べ物3選
ポテトチップス
ポテトチップスの誕生は、アメリカのあるレストランでの出来事から始まりました。
ある日、フライドポテトがぶ厚すぎるというクレームを受けた店主は、ジャガイモを薄く切って作り直しました。
しかし、客からの「まだぶ厚い!」という苦情は止まりません。
腹を立てた店主は、ジャガイモを紙のように薄くスライスし、これでもかと油で揚げて提供しました。
すると、客はその新しい食感と味わいに大喜び!こうして「ポテトチップス」が誕生!
偶然の産物であるこのポテトチップスは、今や世界中で愛されるスナック菓子となっています。
クリームブリュレ
クリームブリュレの起源は、フランスの王家の食卓での出来事です。
ある晩、冷たいデザートに対するクレームが入りました。
デザートが冷たすぎると不満を持った王族のために、料理人は急遽、熱した暖炉用のシャベルを使ってデザートの表面を温めることにしました。
すると、表面は焦げ、中は冷たいという新しいデザートが誕生!
これが「クリームブリュレ」の始まりです。
王族はその独特の食感と味わいに大満足し、クリームブリュレは高級デザートとしての地位を確立しました。
そらなっとう
そらなっとうの誕生は、黄砂に関する研究から生まれました。
ある日本の研究者が中国から飛来する黄砂について調査し、その発表が中国政府の不満を招きました。
黄砂を悪く言いすぎているとして、中国からの立ち入りを禁止されました。
しかし、研究を続けるために、研究者は黄砂の良い面も見るように方針を変えました。
すると、黄砂の中からある微生物を発見。
この微生物を使って作られたのが「そらなっとう」です。
黄砂から新たな発見が生まれ、今では独自の発酵食品として人気を集めています。
まとめ
クレームから生まれた食べ物のエピソードを知ると、その背景にある偶然と努力の物語に驚かされます。
クレームが必ずしもネガティブな結果を生むわけではない、むしろ新しい発見やイノベーションを生むきっかけになることもあるのですね。
あわせて読みたい|マタイク(mataiku)