もしも未来や過去に行けるタイムマシンが実在したら…そんな空想に浸ったことはありませんか?
実際に世界では、タイムトラベルをしたと主張したり、奇妙な経歴を持つ人物が存在します。
今回は、都市伝説やネット上で話題になった3人のタイムトラベラーを紹介します!
世界を驚かせたタイムトラベラー3人
ジョン・タイター(John Titor)
未来から来たインターネットの謎の人物
タイムトラベラーとして最も有名なのが、ジョン・タイターという謎の人物です。
2000年から2001年にかけて、彼はインターネット掲示板で2036年から来たと書き込みをし、多くの予言や未来の技術に関する話をしました。
彼の話によると、2036年はアメリカが内戦状態であり、彼は1975年に戻ってIBM 5100という古いコンピュータを取りに来たと言います。
このコンピュータは、特定のプログラミング機能を持っており、彼の未来では重要な役割を果たすとのことでした。
ジョン・タイターはインターネット上で瞬く間に話題となり、タイムトラベルに関する議論が巻き起こりました。
彼は将来の出来事についても予言をしましたが、その多くは現実と一致しなかったため、後に嘘だと考えられるようになります。
■ ジョン・タイターの主な予言
- 2001年以降に中国人が宇宙進出を果たす
- 2008年に世界恐慌が起きる
- 2009年アメリカ合衆国初の女性大統領が誕生する
- 2011年に内戦が原因でアメリカ合衆国が解体される
- 2020年ごろに日本の首都は岡山県になる
2001年3月に「予定の任務を完了した」との言葉を残して以降消息を絶っています。
それでも、彼の物語は今でも語り継がれており、インターネット史に残る伝説的なタイムトラベラーとして知られているのです。
ルドルフ・フェンツ(Rudolph Fentz)
19世紀からやって来た男?
1950年、ニューヨーク市で不思議な事件が起こりました。
突如、奇妙な服を着た男がタイムズスクエアに現れたのです。
その男、ルドルフ・フェンツは、まるで19世紀からタイムスリップしてきたかのような格好をしていました。
彼のポケットには1870年代の硬貨が入っており、身元を調査したところ、彼は実際に1876年に失踪した人物と一致したという伝説があります。
この物語は都市伝説として広く知られ、後にフィクションであることが確認されましたが、当時は「過去からのタイムトラベラー」として多くの人々の興味を引きました。
証拠こそありませんが、タイムトラベルの可能性を探る上で、この話は未だに多くの人々の想像力をかき立てる話の一つです。
アンドリュー・カールシン(Andrew Carlssin)
株で大儲けした未来人?
アンドリュー・カールシンは2002年、わずか800ドルの投資を元手に株式市場で大成功を収め、わずか数週間で数億ドルの利益を得たとして話題になりました。
彼はFBIに逮捕され、取り調べを受けた際に「未来から来た」と供述したとされます。
彼によれば、未来の情報を使って株取引を行ったとのことでした。
この話は非常に奇妙で、彼が「未来の出来事」を予言していたことから一部では本物のタイムトラベラーではないかと噂されました。
しかし、この話は後に作り話であることが判明。
それでも、カールシンの話はタイムトラベルに関する都市伝説の中で今なお語り継がれています。
まとめ
タイムトラベルは現実の科学技術では実現されていないものの、これらの人物たちが語った物語は、人々の想像力を刺激し、タイムトラベルに対する興味を喚起してきました。
これらは科学的に証明されたわけではありませんが、都市伝説やインターネット上での話題として、私たちの記憶に残り続けています。
今後、タイムトラベルが実現する日が来るのかどうかは分かりませんが、私たちに未知の世界への興味を抱かせてくれることでしょう。
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