【入島禁止】絶対に足を踏み入れてはいけない島!世界の禁足地4選

【入島禁止】絶対に足を踏み入れてはいけない島!世界の禁足地4選

人が踏み入ることができない島と聞くと、どんな場所を想像しますか?

冒険心をくすぐられますが、その一方で、足を踏み入れてはいけない理由がある場所も存在します。

今回は、自然保護や歴史的背景など、さまざまな理由で足を踏み入れてはいけない禁足地を紹介します。

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北センチネル島(インド)

北センチネル島(インド)
Via|Wikimedia @wikipedia.org (引用)

インド洋のアンダマン諸島に位置する北センチネル島は、「人類最後の未接触部族」として知られる「センチネル族」が住んでいます。

この部族は外部との接触を拒み、近づく者に対して矢や槍で攻撃することもあり、非常に危険です。

過去には、島に近づく者や上陸を試みる者が攻撃される事件が多発、2018年には、アメリカ人宣教師が島を訪れる際に部族に攻撃され、命を落とすという悲劇が発生しました。

そのため、インド政府は島への立ち入りを厳しく制限し、無許可での上陸は禁止されています。

センチネル族の生活や文化を保護するため、外部からの干渉を避けることが重要です。

この島は「人類の最後のフロンティア」とも言えるほどの神秘に包まれていますが、その秘密を覗き見ることは許されていません。

ノース・ブラザー島(アメリカ)

ノース・ブラザー島(アメリカ)
Via|Wikimedia @wikipedia.org (引用)

ニューヨーク州イースト川に浮かぶノース・ブラザー島は、かつて結核患者を隔離する病院があった場所です。

1885年に、無人島だったこの島に病院が建てられ、チフス菌の健康保菌者「腸チフスのメアリー」ことメアリー・マローンなどの伝染病患者の隔と治療のために使われました。

1938年に病院は閉鎖されましたが、1950年代に麻薬中毒者のリハビリ施設として使用されるも、職員の汚職や麻薬厚生施設での麻薬の蔓延により完全に閉鎖されました。

現在は放棄されており、建物は老朽化して崩壊の危険があるため立ち入りが禁じられています。

また、この島は自然保護区でもあり、鳥類の保護のためにも訪問は制限されています。

廃墟となった建物と共に、かつての恐怖や苦しみがこの島には色濃く残っています。

ブーベ島(ノルウェー)

ブーベ島
Via|Wikimedia @wikipedia.org (引用)

南極海に浮かぶブーベ島は、世界で最も孤立した島の一つで、切り立った崖と氷河に覆われた不毛の地です。

ノルウェー領で、過酷な気候と荒れた海が特徴で、島の周囲には冷たい海が広がり、最も近い陸地は約1600キロメートルも離れた南極大陸になります。

研究者や科学者が特別な許可を得て訪れる場合を除き、一般の人々がこの島に足を踏み入れることは許されていません。

たとえ上陸できたとしても、島の気温は平均マイナス1度、風速は24メートル、周囲の海は荒れ狂う波が押し寄せます。

加えて、島には永住者がいないため、もし何らかのトラブルに見舞われた場合、助けを呼ぶのは非常に困難と言えるでしょう。

過酷な自然環境と人類未踏の地としての魅力を持ちながらも、その危険さから保護されているこの島は、まさに「自然の要塞」とも言える場所です。

ポヴェーリア島(イタリア)

 ポヴェリア島
Via|Wikimedia @wikipedia.org (引用)

イタリアのヴェネツィア近郊に位置するポヴェーリア島は、ペスト患者の隔離施設や精神病院として使用された歴史を持ちます。

14世紀、ヨーロッパを襲った黒死病の際、感染者や疑われる者たちをこの島に隔離、多くの患者がこの島で命を落とし、その死体は大量の墓穴に埋められました。

伝えられるところによれば、島の土壌は人の遺骨で半分以上が構成されているとも言われています。

さらに、17世紀には魔女と疑われた女性たちがこの島で裁判にかけられ、多くが処刑されました。

そのため、島には数多くの亡霊が出没するとの噂が絶えず、その後「呪われた島」として恐れられるようになりました。

現在では立ち入りが厳しく禁止されており、観光客はもちろん地元の住民も近づくことを避けています。

イタリアの暗い歴史を背負うこの島は、廃墟のような姿で今もなお、その不気味さを漂わせています。

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まとめ

今回紹介した4つの島は、それぞれが特別な背景を持ち、自然保護や歴史的価値のために立ち入りが禁止されています。

これらの禁足地は、ただの観光名所ではなく、その土地に深く根付いた文化や歴史、そして自然との調和を保つための重要な場所です。

我々が足を踏み入れることはできませんが、それが彼らにとって最も尊重すべき手段であり、未来への責任でもあります。

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