銀行員が絶対言わない『変動金利』を勧める理由とは?露骨すぎる得が想像以上にリアルだった

銀行員が絶対言わない『変動金利』を勧める理由とは?露骨すぎる得が想像以上にリアルだった

住宅ローンを検討していると、なぜか「変動金利、今は低いのでおすすめです」と言われがちです。

たしかに月々の返済は軽く見えるし、周りも変動が多い、でもその提案は本当にあなたのためでしょうか?

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なぜ銀行は変動金利を推しやすいのか

結論から言うと、変動金利は金利変動リスクを借り手側に寄せやすい商品だからです。

固定金利(特に全期間固定)は、銀行が長期で金利を約束する分、将来の金利上昇局面で「本来ならもっと高い金利を取れたはずの利益」を取り逃がす可能性があります。

つまり銀行側も、ある意味では将来の金利リスクを背負うことになるのです。

一方で変動金利は、短期の基準金利(短期プライムレートなど)に連動して見直されるのが一般的で、金利が上がればその上がった分が返済に反映されやすい、つまり金利上昇の痛みが銀行ではなく借り手に来る構造になっています。

もちろん、銀行に貸し倒れなどのリスクがゼロなわけではありませんが、、金利が上がったときに誰が苦しくなるか?という点では、変動は借り手に負荷が乗りやすいのです。

そのため銀行側は、今は低いですよと提案しやすい、というわけですね。

変動の方が総額が安いは条件付きの話

変動金利が、総返済額が安くなると言われるのは、基本的に低金利が長く続く、上がっても小幅という前提があってこそです。

ここで見落としがちなのが、住宅ローンは35年など超長期だという点、この先ずっと金利が上がらない保証はどこにもありません。

過去を振り返ると住宅ローン金利が、4~5%が普通だった時代もありました。

今の低金利は、歴史的に見て当たり前ではなく、かなり例外的に低い状態と言えます。

変動金利には、返済額の急変を抑える仕組み(いわゆる「5年ルール」「125%ルール」など)が語られることもありますが、ここも誤解が多いポイントです。

これらは、金利上昇が消える魔法ではなく、返済額の上昇を一時的に抑える代わりに、利息が膨らんで元金が減りにくくなるなど、別の形で負担が出る可能性があります(扱いは商品や金融機関で異なるため、契約内容の確認が必須です)つまり、変動は今の安さが目立つ反面、長期で見ると不確実性が大きいのです。

得かどうかは、金利の未来とあなたの家計体力次第なのです。

後悔しない金利タイプの選び方(人生設計から逆算)

金利タイプ選びで一番大事なのは、どっちが得かではなく、どっちのリスクなら抱えられるかです。

■変動金利が向きやすい人

  • 金利が上がっても、家計が耐えられる余裕がある
  • いざとなれば繰り上げ返済できる貯蓄がある
  • 早期完済を目指せる(ローン期間が短め、返済ペースが速い)

■全期間固定が向きやすい人

  • 教育費など、将来の支出が読みにくい・増えやすい
  • 収入の伸びが見込みにくい/転職や独立の予定がある
  • 返済額が変動するストレスを避けたい

■固定期間選択型がハマる人

  • 当面の数年は支出が重いが、その後収入増が見込めるなど、近い将来の見通しが立っている
  • 子どもの進学など、一定期間だけ返済の安定を優先したい
  • 固定→変動(または再固定)を状況に応じて選びたい

そして最後は、感覚で決めずにシミュレーションです。

同じ借入額でも、金利が1%違えば総返済額は大きく変わります。

変動を選ぶなら、最低でも「もし金利が0%上がったら家計はどうなる?」まで試算しておくと、判断が急に現実的になります。

まとめ

銀行が変動金利をすすめやすいのは、金利上昇時の負担が借り手側に寄りやすいという構造があるからです。

変動が悪い、固定が正解ではなく、重要なのは、あなたの家計がどのリスクなら受け止められるか、銀行のおすすめよりも、人生設計から逆算して金利タイプを選ぶことが、35年ローンで後悔しない一番の近道です。

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