2025年の「小学生版・流行語大賞」が発表され、大人の流行語ランキングとはまったく異なる顔ぶれが話題を呼んでいます。
一般の流行語大賞で大賞を受賞した「働いて×5」は小学生の回答では圏外、一方で1位に輝いたのは今年SNSで大きく盛り上がったあのミームでした。
小学生たちのリアルな言語感覚を映し出すランキングを見ていきましょう。
小学生の流行語ランキング2025発表
ベネッセの進研ゼミ小学講座が実施した意識調査、小学生の流行語ランキング2025、対象は小学1〜6年生で11月1日〜24日に自由回答形式で行われました。
大人の流行語ランキングとは大きく異なる結果となり、小学生の世界ならではの特徴が色濃く表れています。
1位に選ばれたのは、SNSで爆発的に拡散されたミーム「エッホエッホ」、オランダの写真家ハニー・ヘーレ氏が投稿したメンフクロウのヒナの写真が元ネタで、「小さくてかわいい生き物が走る様子」を表す擬音として人気になり、TikTokやX(旧Twitter)で多くの子どもたちが使う今年を象徴するワードとなりました。
2位は、今や若者言葉の定番となった「それな」、2022年から4年連続でトップ3入りしており、もはや流行語というより日常語として小学生の会話に定着している印象です。
3位には「イイじゃん/今日ビジュイイじゃん」がランクイン、人気グループM!LKの楽曲「イイじゃん」が広まったきっかけで、ファッションや見た目を褒める際に使われています。
4位は「開示だな」、ふざけて失敗した時や、友達に嫌なことを言われた時のリアクション語として使われるのが特徴で、小学生らしいユーモアが感じられます。
5位は「草/w」、ネットスラングとして長年使われてきた言葉ですが、動画視聴やSNS文化の浸透により、小学生にもすっかり定着しています。
調査全体を見ると、大人の流行語とはまったく違うランキングになっており、小学生たちの生活環境やSNSでの情報の受け取り方がダイレクトに反映されています。
ミーム文化やネット発の言葉が、これからも子どもたちの間でどのように進化していくのか注目されます。
SNSの反応では
「草強すぎて草」
「今どきのガキってみんななんj民?」
「ランクインを見ると、大人も普通に使ってる言葉ばっかりで時代が変わったな…」
「もっと子供らしい言葉ってないの?」
「開示なんか、誰から教えてもらったの?」
「小学生の流行語なんて、うんこでいいんだよ!」
「えっほえっほがいまだにわからない…エネごリくん?」
「確かにうちの息子はこれらの言葉使ってる」
「スマホが小学生も持つようになったからだろうな」
「ろくでもないもんが流行ってるんだな…」
「昨日、息子からLINEが草ってきたよ…」
「携帯を持たせるか悩んでしまうよ…」
など、多くの反響の声がありました。
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