企業の公式SNSは、どこまでネット文化を理解していなければならないのでしょうか。
2026年1月、弁当チェーン「ほっかほっか亭」の公式X(旧Twitter)が、ある漫画の一コマを含む投稿を引用リポストしたことをきっかけに、思わぬ議論が巻き起こりました。
「不適切だ」という批判と同時に、「知らないほうが普通では?」という同情の声も相次いだ今回の騒動とは…。
ほっかほっか亭、ネットミーム引用で謝罪
【お詫び】
株式会社ほっかほっか亭総本部 pic.twitter.com/SWktCc3NM2— ほっかほっか亭【公式】 (@HokkahokkaP) January 22, 2026
Via|X「ほっかほっか亭【公式】/@HokkahokkaP」公式より引用
問題の発端は、ほっかほっか亭の公式X(旧Twitter)が、一般ユーザーの投稿を引用リポスト、その投稿には、父親が焼肉弁当を買ってくれたというエピソードとともに、漫画『狂四郎2030』の少年がカレーを美味しそうに食べる一コマが添えられていました。
ほっかほっか亭はこれに対し、感謝の言葉を添えて好意的に反応したのですが、この漫画の一コマが「トラウマシーン」としてネットミーム化していたことから、一部のユーザーから批判が集まります。
というのも、このシーンの直後、原作では毒ガス訓練が始まり、少年が命を落とすという悲惨な展開が描かれているためです。
そのためネット上では「飲食企業があのコマを使うのは不適切」「原作を知っていれば使わないはずだ」といった声が広がり、ほっかほっか亭は翌日に謝罪を発表、投稿の削除と再発防止策を公表しました。
しかし、SNS上ではむしろ企業側を擁護する声のほうが目立つという、少し意外な展開となりました。
「あの1コマだけで、そこまでの背景を知っている人のほうが少ない」「ネットミームを知らないことが罪になるのか」「普通の人がトラウマシーンだなんて分かるはずがない」といった意見が多く見られ、企業に過剰なネットリテラシーを求める風潮への違和感が浮き彫りになったのです。
今回の件は、単なる投稿ミスではなく、「企業はどこまでネット文化に寄り添うべきなのか」「知らなかったでは済まされない一方で、すべてを把握するのも不可能」という、企業SNS時代ならではの難しさを象徴しています。
ネットミームを知らなければならないのか?企業に内輪の常識を求めすぎていないか?私たち利用者側も、改めて考える必要があるのかもしれません。
SNSの反応は…
「ネットミームまで把握して投稿しないといけないとか厳しすぎ」
「引用しただけで…謝罪とは…気にしてない人の方が圧倒的に多いとは思いますが…」
「これで謝罪文出さないといけないの嫌な世の中すぎるだろ」
「元ネタを知ってる人間からすれば不快」
「公式悪くないだろ、トラップが優秀すぎた」
「これに文句言ってるのはチー牛くらいだろ」
「ただの粗探しで文句言いたいだけだろ」
「ほっかほっか亭さん悪くないですよ…完全にネットの罠にハマっただけです、気にしないで美味いカレー続けてください!」
「元投稿主も謝罪してて可哀想…」
「誰が悪いじゃない!揚げ足取りする奴がクソなだけ」
「こんなことに付き合うほど企業は暇じゃないんぞ」
「今後は他の企業も気をつける一例になりましたね」
など、多くの反響の声が寄せられています。
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