待遇をそろえるという言葉は一見、公平に聞こえますが、その裏で誰かの給与が下がるとなれば話は別です。
滋賀県大津市で提案された幼稚園教員の給与見直しが、教育現場や関係者の間で波紋を広げています。
待機児童対策という大義がある一方で、現場のモチベーションや教育の質への影響を懸念する声も出ており、議論は簡単には収まりそうにありません。
大津市が幼稚園教員の賃下げの給与見直しへ
大津市が提案した条例改正案は、市立幼稚園教員の給与体系を見直し、保育士と同水準に近づけるというものです。
背景にあるのは、全国最多レベルが続く待機児童問題、人材を柔軟に配置できる体制を整えるため、幼稚園教員を教育職から行政職に変更し、保育士と一括運用する狙いがあります。
しかしこの制度変更は、結果として幼稚園教員にとって賃下げとなる可能性が高く、試算では初任給で月1万円以上の減収になるとも言われています。
さらに将来的には保育所勤務への配置転換の可能性もあり、幼稚園教員として働きたいと志望した人にとっては職務のイメージそのものが揺らぐ事態です。
労使交渉がまとまらないまま条例案が提出されたことも反発を強めています。
現場からは「若手が定着しなくなるのでは」「教育の専門性が軽視されている」といった声も上がっており、単なる給与問題ではなく、就学前教育のあり方そのものが問われている構図です。
今回の議論は、大津市に限らず全国の子育て政策にも通じるテーマと言えるのかもしれません。
SNSの声は
「均衡って言いながら賃下げするの普通におかしくない?」
「待遇を合わせるなら上に合わせるのが普通では…なんで下げるの?」
「待機児童対策のしわ寄せを現場に押し付けてるようにしか見えない」
「幼稚園の先生の専門性を軽く見てる感じがしてモヤモヤする」
「これで人材確保できると思ってるなら甘すぎる」
「若い先生ほど辞めそう。未来の教育が心配」
「合意なしで条例出すのはさすがに強引すぎる」
「志望して入った職種が途中で変わる可能性あるの怖い」
「教育職のプライドって言葉が軽く扱われてる気がする」
「現場の声ちゃんと聞いてから決めてほしい」
「子どものためって言うならまず先生を大事にしてほしい」
「これ他の自治体も真似し始めたら普通にヤバい流れ」
「待機児童問題は大事だけど、やり方が雑すぎる」
など、多くの反響の声が寄せられています。
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