車に乗ると気分が悪くなる「乗り物酔い」はつらいですよね。
特に家族でお出かけする時に、子どもが酔ってぐったりしてしまうのはできれば防いであげたいところ。
そこでこの記事では、どうして乗り物酔いをしてしまうのか、そしてどうすれば防げるのかを解説!
楽しいお出かけのお役に立ちますように。
乗り物酔いはなぜ起こる?
乗り物酔いは、耳の奥にある三半規管や耳石器が察知する動きと、目や体から入る情報にズレが生じ、平衡感覚と自律神経が乱れることで起こります。
車や航空機のような乗り物だけではなく、遊園地のアトラクションや映像の揺れが激しい動画でも、酔うことがあります。
主な症状はこちら!
- めまい
- 吐き気、嘔吐
- 冷や汗 etc
その日の体調や気分によっても左右されますので、日ごろは大丈夫な人が酔う場合は、疲労や睡眠不足が原因かもしれません。
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何歳ぐらいの子どもが酔いやすい?
子どもが大人よりも乗り物酔いしやすいのは、揺れに慣れていないことと、小脳の発達状況が原因とされています。
人間の小脳は、3歳から12歳ぐらいが発達期。
発達期の小脳は外部からの刺激に敏感になっているため、この年頃の子どもたちが乗り物に酔いやすいのだとか。
逆に赤ちゃんは小脳の発達が始まっていないので、まったく酔いません。
なお、脳は成長するにつれて多くの経験を積み、様々な感覚の乱れに対応することが出来るようになります。
乗り物酔いがひどかった子どもが、大きくなると症状が出にくくなるのはこのためです。
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乗り物酔い対策、決定版10選!
さてここからは、具体的な乗り物酔い対策をご紹介しましょう。
乗り物酔いが起きやすい乗用車を前提にお伝えしますので、ぜひお役立てください♪
①目から入る情報のズレを少なくする
できるだけ前方の風景を見るようにさせることで、車の動きや揺れに対処できるようになります。
場合によっては目からの情報を遮断するために、目を瞑ってもうらうのも良いでしょう。
逆に、本を読んだりゲームをさせるのは絶対にダメ!
②揺れの少ない場所に座らせる
座席は車体の中心に近いところが、もっとも揺れが少なくなります。
一般の乗用車なら助手席、3列シートのワゴンタイプ車なら2列目中央の座席がおススメ!
バスでは前から4~5列目がいいですよ。
③睡眠はたっぷりと
睡眠不足や疲れた状態で車に乗ると、さらに酔いやすくなってしまいます。
子どもたちはお出かけの前日は興奮して、なかなか寝てくれないこともあるかもしれません。
無理のない予定を立て、体調がよい状態で車に乗れるようにしましょう。
④出発前の満腹・空腹を避ける
出発前に食べ過ぎるのも、逆に何も食べずに車に乗るのも、よくありません。
逆に、出発前に朝ごはんを適度に食べることは重要です。
⑤なにか食べものを用意する
いざ車に乗った後は、食べたり飲んだりすることで、三半規管の調子が整う可能性があります。
長く噛めるガムや、自律神経が整う効果が期待できる炭酸水が良いでしょう。
飲んだり食べたりすると、子どもは楽しい気分になって気も紛れます。
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⑥臭いをコントロールする
エアコンのカビ臭さ、タバコの臭いなどは乗り物酔いを誘発しますので、こまめな掃除や消臭剤で対策しましょう。
ただし、強すぎる芳香剤はかえって逆効果となりますのでご注意を。
また、運転中は頻繁に窓を開けて、新鮮な空気を車内に取込むように心がけてください。
⑦厚着や身体を締めつける服装は避ける
体を締め付けるような服装はよくありません。
当日はゆったりとした服や下着を選んであげてください。
⑧リラックスした環境を
酔うことばかり考えさせてしまうと不安感が増し、心理的に酔いやすくなってしまいます。
「〇〇したから酔わないよ」とおまじないをかけたり、酔うことを忘れさせるようにおしゃべりをしたり、歌を歌ったり♪
できるだけ楽しい気持ちにさせてあげましょう。
⑨酔止めの薬を飲む
どうしても子どもが酔いやすい場合は、事前に市販の酔止め薬を服用させておきましょう。
酔止め薬には、前庭器の機能を抑える抗ヒスタミンという成分が配合されています。
酔ってから飲んでも効くタイプもありますので、車に常備しておくと良さそうですね!
⑩酔い止めバンドを使う
酔い止めバンドというアイテムをご存じですか?
平衡感覚を正常にする働きをもつ「内関」というツボを刺激することで、酔い止め効果が期待できちゃいます。
きちんとツボが押せるように、子ども用を選び、説明書をよく読んでご使用ください。
まとめ
いかがでしたか?乗り物酔いを防ぐ方法はいろいろとありますね。
ぜひ子どもの体調管理に気を配り、無理なく思い出いっぱいのお出かけを満喫してください!
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