定時退社をしている同僚を見てどう思いますか?
「真面目に仕事をしている」と思う?
それとも「もっと頑張れるはず」と感じる?
上司の衝突、時代を超えた認識の違いについて、さまざまな角度から掘り下げてみました。
スポンサーリンク
これってパワハラですか?
社会人としての一歩を踏み出したばかりの新卒の頃、毎日、与えられた仕事をきっちりこなし、定時での退社を心がけていました。
しかし、ある日、上司から急に呼び出し、「勝手に帰るな」と血相を変えて怒られました。
「若手は遅くまで残って熱意を見せるべきだ」という、今にそぐわない価値観を延々と説くのです。
この行為、一体何と呼ぶべきでしょう?
パワハラ?それとも過去の価値観の名残?
そこで、9人の様々な立場の人々に聞いてみました。
- 32歳女性|人事部
企業文化として、長時間労働や飲み会参加が奨励されていた時代もありましたが、今は働き方改革が進んでおり、そういった価値観は古いものとなっています。
上司の行動はパワハラに当たる可能性がありますし、人事部としても見逃せませんね。 - 23歳男性|新入社員
自分は定時で仕事を終える努力をしています。
それを「熱意がない」と受け取られるのは、納得がいきません。
上司の要求は時代にそぐわないと感じますし、そもそも飲み会も行きたくないし…。 - 48歳男性|中間管理職
自分の若い頃は、上司との飲み会はコミュニケーションの場とされていました。
しかし、時代は変わり、若手社員にそのような価値観を押し付けるべきではないと思います。
ただ、あの時代があったから自分は成長したと思いますね。 - 51歳女性|部長
上司としては、チームの団結を深め、若手の育成をしたいという思いからかもしれません。
ただ、その方法が古いという自覚は必要ですね。
我々も今の時代に合わせないといけないですが難しいですね。 - 25歳女性|社会人3年目
私はワークライフバランスを大切にしたいと思っています。
仕事も大切ですが、プライベートも充実させたいので、上司の要求は受け入れがたいです。 - 47歳男性|上司
自分の世代では、残業や飲み会は当たり前だった。
でも、若手に同じことを求めるのは、時代に合わないかもしれないと最近感じています。
私は1回部下を誘って、断られたら諦めるようにしてます。 - 36歳男性|労働組合
このような行為は、明らかにパワハラに該当します。
労働者の権利として、定時退社は当然の権利です。
企業はこの点を見直すべきです。 - 21歳男性|新入社員
パワハラかどうかは、その意図と受け取り方次第。
しかし、無理に残業や飲みに誘う文化はもう古い。 - 39歳男性|上司
僕は上司から叱られて、飲みに連れまわされて育てられました。
今でもその上司には飲みの付き合いや仕事を回されたりとしてます。
最終的には自分のためになるからこのくらいはいいと思うけどね。
まとめ
世代や性別、立場によって見解は大きく分かれることがわかります。
一方で、効率的に働き定時退社を正当化する声がある一方で、過去の習慣や文化を重んじる意見も根強いです。
しかし、共通しているのは、時代とともに職場環境や働き方に対する価値観が変化しているという認識です。
そのプロセスの中で、時には過去の価値観を見直し、新しい働き方を受け入れていく柔軟さも必要とされるのです。
あわせて読みたい|マタイク(mataiku)