「一味と七味の違い、何だと思いますか?」と聞かれると、多くの人が「名前の通り、種類の数が違うだけでしょう?」と答えるのでは…?
実は…それだけではないのです!
日常の料理に添えるだけで深まる料理の唐辛子。
今回は、一味と七味の違いを紹介します。
一味と七味の違いとは?
一味と七味の違いを短く言えば、「含まれる材料の数」です。
しかし、それに浸まらず、味わいや使い道も全く異なります。
一味の特徴
材料|「純粋な唐辛子」のみを使用。
味わい|唐辛子のそのままの輝き。満点の辛さで料理に重点を込めることができます。
使用機会|ラーメン、鍋物、炒め物など、「純粋な辛さ」を求める料理に適しています。
七味の特徴
材料|唐辛子に加えて、山椒、ごま、青のり、陳皮(みかんの皮を乾燥させたもの)、けしの実、生姜など、複数の材料が含まれます。
味わい|唐辛子の辛さに追加し、香りや食感の変化で「複雑な風味を増す」効果があります。
使用機会|うどん、そば、焼鳥、天ぷらなど「食材を引き立たせる」料理に適しています。
使い分け方のアドバイス
■一味は、そのシンプルな辛さを引き立てたい時に最適です。
例えば、辛味を強調したいラーメンや鍋料理に少量加えることで、料理全体の味を引き締める効果があります。
■七味は、辛味だけでなく香りや風味を複雑にしたい時に役立ちます。
うどんやそばに振りかけることで、料理の奥行きを増し、香り高い一品に仕上がります。
まとめ
一味と七味は唐辛子を基調とした調味料ですが、含まれる材料や味わいに大きな違いがあります。
それぞれの特徴を理解し、料理のビジョンや趣向に合わせて使い分けることで、日常の食事がより楽しく、奥深いものになります。
ぜひ、料理に取り入れて、その魅力を味わってみてくださいね!
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