町内会のバレーボール大会――私、美奈子はこの年に一度のイベントを待ち焦がれていた。
夫と二人の子供に見られながら、他のママ友達と一緒に練習するためだけではない。
夫の友人であり、私の罪深い密愛の相手、陽介がそこにいるからだ。
今日も、体育館の光が陽介の汗ばんだ肌を美しく映していた。
それは一筋の麗しき甘い毒で、私を惑わせ、背徳の淵へと引き寄せる。
罪色のバレーボール
ある練習日の夜、私たちは体育館のロッカールームに二人きりで残った。
灯りは微かで、ほんのりと湿った空気が私たちを取り巻いていた。
彼の強くて力強い手が私の肩を抱き、その確固たる存在感が私を安心させた。
「美奈子、待ってたんだ」
彼の言葉が耳元で響き、私の心臓がドキッと跳ねた。
彼の手はゆっくりと私の手を探り、指先は私の手の甲をなぞった。
彼の指が這うたびに心が震え、温かい感情が内側から湧き上がった。
彼は私の手をゆっくりと引き寄せ、目を閉じてそれを抱きしめた。
その瞬間、彼の呼吸が荒くなった。
彼の視線が私の顔に集中し、彼の手が私の頬に触れたとき、私は小さく声を上げた。
それは喜びの声だった。
彼の触れ方は繊細で、しかし力強く、私の心を揺さぶった。
陽介の温かい言葉が私の耳に囁き、その甘い囁きが私の心を高揚させた。
「美奈子…」
彼の声が震える度に、私の中に新たな感情が立ち上がり、喜びが全身を駆け巡った。
私たちは体育館の床に座り込み、彼の手が私の手に触れた。
彼の指が私の手を握り、指と指が絡み合うと、未知の喜びが私を満たした。
それは新しい感情が芽生えるような感覚で、私はその喜びに身を任せた。
彼の手は私を優しく、しかし熱心に包み、その度に私の心は新たな高みへと昇った。
私たちの息遣いが部屋に響き、彼の呼ぶ私の名前が私の心を照らした。
そしてその瞬間、私たちはともに新たな一歩を踏み出した。
私たちは一緒に体育館の床に座り込んだ。
彼の手が私の手を握り、それが全身に感じられた。
彼の声が私の名を囁く度に、その感情は増幅され、新たな一歩へと進んだ。
彼の目が私の目をじっと見つめ、私の心が彼に開かれるようになった。
そして、彼はゆっくりと私の心に入ってきた。
彼の思いが私の中に入る感覚は、全身に温かさが広がるようだった。
彼の言葉が私の心を満たし、彼の呼吸が私の耳元で優しく響いた。
心地よさが私の中を満たした。
私たちは深く繋がり、彼の温かさが私を包み込んだ。
彼の呼吸が徐々に深くなり、彼の指が私に触れた時、私は彼の名前を呼んだ。
彼の思いが私の心を満たしたとき、私は新たな一歩を踏み出した。
彼もまた、私の心で新たな気づきを得て、私たちの息遣いと共に部屋に静寂が戻った。
次回、次の章へ…
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