あなたはパートナーとの財布の紐、どう結んでる?
「私たち、家賃と子供の教育費は折半だけど、あとの生活費は別々なの。自由に使えるし…」って、こんな風に自己管理を楽しんでいる夫婦もいるらしいです。
これって、本当にうまくいってるのかな?今日はそんな「別々経済」を実践するカップルのリアルに迫ります!
共働き夫婦の別々経済
「ねえ、最近聞いたんだけど、拓也くんとは生活費、別々にしてるってホント?」
友達のマリが不思議そうな顔をしながら訊いてきた。
マリは結婚して5年、私と同じく共働きの夫婦だ。
「うん、そだよ。家賃と教育費は折半だけど、食費や娯楽費は各自で管理してる。最初はちょっと不安だったけどね、意外と上手くいっているよ」と私は答えた。
マリは目を丸くした。
「でもさ、それってどうやってバランス取ってるの?」
「実はね、最初に大枠のルールを決めたの。必要経費はしっかりと折半で、余ったお金は各自の責任で使うって。例えば、食費は基本それぞれ好きなものを自分で準備して食べるの」。
「へー、そうなんだ。でもさ、何かと不公平になったりしない?」
彼女の問いに、私は頷きながら続けた。
「不公平感は感じたことないかな…、たとえば外食をしたいって言ったら、自分の分は自分で払って、子供の分は折半してる。お互いがお互いの小遣いに口出ししないから、意外と平和だよ」
「なるほどね。自分のお金は自分でコントロールして、でも共有する部分はきちんと折半。」
マリは考え込むようにコーヒーカップを回しながら、「じゃあ、大きな買い物とかはどうしてるの?」と聞いてきた。
「大きな買い物はね、事前に相談するようにしてる。不意の出費には共通の貯金から出すか、買いたい方が多めに出すって決めてる」と答えると、マリは「賢いねぇ」と感心してくれた。
会話が弾むうちに、マリは少し羨ましそうに、「私たちも試してみようかな」と言い出した。
そんな彼女の表情を見て、私はこの「別々経済」が、互いの自立を尊重しつつ、夫婦のコミュニケーションを深めるきっかけにもなったよ。
実際、財布を分けたことでお金の話でギスギスすることが減ったと思う、と続けた。
どの方法がベストかは、カップルによって異なるけれど、大切なのは互いの価値観を尊重しながら、最適なバランスを見つけていくこと。
自分の収入と支出を明確に管理することで、無駄遣いを防ぎつつ、お互いがストレスなく生活できる一つの秘訣かもしれませんね。
まとめ
結局のところ、夫婦それぞれで生活費を分ける「別々経済」は、お互いの自立を促し、金銭的なストレスを減らす効果があるようです。
しかし、これにはしっかりとした自己管理が必要であり、何よりも夫婦間のコミュニケーションが欠かせません。
共有する部分はしっかりと折半し、個々の自由には互いの理解と尊重が必要です。
今回の話が、金銭管理に悩むすべてのカップルにとって参考になれば幸いです。
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