ドン・キホーテの「ジャストBOX」が突然消えた深いワケ…大変化の真相とは?

ドン・キホーテ

かつてドン・キホーテのレジ横に置かれていた、1円玉を自由に使える「ジャストBOX」、会計の端数が合わないときに助けられた、という思い出を持つ人も少なくありません。

しかし、いつからかその姿はどの店舗からも消えてしまいました。

実はこのサービス、公式に完全終了しており、さらに別の形で進化を遂げて現在まで受け継がれています。

今回は、意外と知られていない撤廃の理由と、新たに生まれ変わった仕組みについて紹介します。

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レジ横にあった「ジャストBOX」

ドン・キホーテのジャストBOXは、レジ横の小箱に入った1円玉を、会計時に数円だけ自由に使えるというユニークなサービスでした。

当時は多くの客が「ドンキらしい気遣いのあるサービス」と感じており、ユーザー同士の助け合いに近い温かさもありました。

これを目当てに来店する人もいたほどで、気取らない店舗づくりの象徴として親しまれていました。

しかし、便利だったサービスも長く続くことはなく、徐々に姿を消していくことになります。

気づけば消えていた理由と公式発表

ジャストBOXが完全に姿を消したのは2020年6月末、ドンキを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、同時期に全国すべての店舗でサービスを終了したと明らかにしています。

公式サイトにあった説明ページも削除され、事実上の全店撤廃という形になりました。

表向きは「会計時の満足度向上という役割を終えたため」と説明されていますが、実際には運用上の問題が積み重なっていたと言われています。

例えば、1円玉を大量に持ち去る行為が発生しやすかったことや、不足したときだけとされていたにもかかわらず毎回のように利用する常習客がいたことなど、現場の負担は想像以上に大きかったようです。

加えて、キャッシュレス決済の普及が急速に進んだことで、小銭の端数に悩む場面自体が少なくなってきたという背景もあります。

スマホ決済や電子マネーが一般化すると、ジャストBOXの存在価値は以前ほど大きくなくなり、サービスを維持する理由が薄れていきました。

こうした複数の要因が重なり、ボックスは静かに役目を終えたのです。

受け継がれた「円満快計」サービス

ただし、1円ボックスの思想そのものが完全に消えたわけではありません。

ドンキはジャストBOX終了とほぼ同時に、電子マネーmajica(マジカ)の会員向けに、新しい端数調整サービス「ご縁を結ぶ 円満快計」を導入しています。

円満快計は、majicaカードまたはアプリをレジで提示するだけで利用でき、会計が1001円以上の場合、支払い金額の一の位が0円または5円に自動で調整されるというものです。

たとえば1001〜1004円なら1000円に、1006〜1009円なら1005円に変わり、自然な形で支払いが簡単になります。

この仕組みは、まさにデジタル版ジャストBOXと言えるもので、端数を気にしなくて済む点は以前と同じです。

アプリを提示するだけで利用できるため、現金で支払わなくてもサービスを受けられます。

実際に使ってみると、レジで財布から小銭を探す煩わしさがなくなり、非常に快適な買い物体験へとつながっています。

まとめ

ドン・キホーテの1円ボックス「ジャストBOX」は、2020年6月末に全国すべての店舗で姿を消しましたが、その便利さは「円満快計」という新しいサービスに引き継がれています。

アプリを提示するだけで端数が調整されるこのサービスは、かつての1円ボックスの精神を現代版にアップデートしたものと言えるでしょう。

ドンキらしい気配りは、形を変えて今も続いているのです。

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