10月26日に行われた宮城県知事選挙で、現職の村井嘉浩氏(65)が6選を果たしました。
対抗馬の和田政宗氏(51)は参政党の支援を受けて終盤に追い上げを見せましたが、惜しくも及びませんでした。
SNSやYahoo!ニュースのコメント欄では「長期政権の是非」や「若者の投票行動」をめぐる議論が盛り上がり、地方政治への関心が高まっています。
村井嘉浩氏、6期目の続投が決定
任期満了に伴って実施された今回の知事選では、20年間にわたり県政を担ってきた村井氏が圧倒的な支持を集め、6期目の続投が正式に決定、村井氏は自民党県議団の支援を受け、高市早苗首相(自民党総裁)も動画で応援メッセージを寄せるなど、国政レベルからの後押しも受けていました。
一方で、「多選による県政の停滞」を懸念する声もあり、選挙戦では安定と刷新のどちらを選ぶかが争点となりました。
村井氏は経済政策の実績や半導体関連企業の誘致などを前面に打ち出し、「経験と継続」の重要性を訴えたことで、多くの県民から再び信任を得た形です。
対抗馬の和田政宗氏は、7月の参院選落選を経て知事選に挑戦、参政党の神谷宗幣代表が応援に入り、草の根の活動を展開しました。
和田氏は仙台市内の5区すべてで村井氏を上回る票を獲得するなど健闘しましたが、県全体では届きませんでした。
神谷代表は「活動の開始が遅れたが、草の根の支持拡大には手応えを感じた」とコメントし、今後の地方選挙への足がかりになったとの見方を示しました。
また、Yahoo!ニュースのコメント欄では「20年の長期政権で県政の硬直化が懸念される」との意見や、「安定した政治運営が評価された」とする声が並び、賛否が拮抗しました。
出口調査では若い世代の支持が和田氏に集まったという結果も見られ、世代間の政治意識の違いが浮き彫りになりました。
SNSの声は
「村井知事には土葬撤回の約束は必ず守ってほしいです」
「高市さんがまともだから自民に流れたかな~」
「今回の選挙の方が注目されたのに、投票率が下がるのなんで?」
「仙台は和田さんなんだから、年齢層で支持者がわかれたね」
「クルド案件がでかかったのか?」
「宮城県民の投票率の低さに絶望…」
「世代交代もできない利権の県だな」
「おめでとうございます」
「高齢になるつれて、村井の得票率があがるのウケるw」
「さすがにそろそろ政権交代じゃなかったか?」
「6選はすごいけど、投票率の下がり方が気になる」
「クルド人擁護してた人じゃダメでしょ?」
などのコメントが多くありました。
まとめ
今回の宮城県知事選は、村井知事は現職として全国最多タイの任期を更新することになります。
長期政権のもとで、安定と変化の両方が求められる中、村井県政が今後どのように県民の期待に応えていくのか。
宮城の政治は、次の時代への転換期を迎えています。
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