感動の物語をご紹介します。
涙腺崩壊必至の感動話、ぜひ最後まで読んでください!
血の繋がりがない母と息子
4歳の時、私の人生は大きく変わりました。
生みの母親を病気で失い、父と二人だけの生活が始まったのです。
幼い私は毎日が不安でいっぱいでした。
そんな私に、父はできるだけの愛情を注いでくれました。
7歳の時、父は再婚しました。
新しい母親ができることになったのです。
最初は戸惑いと反発ばかりでした。
「お母さんじゃない、違うお母さんじゃない」と叫んでいました。
彼女もきっと大変だったでしょう。
私の反発を受けながらも、いつも優しく接してくれました。
月日が経つにつれ、少しずつ彼女の存在が心地よく感じられるようになりました。
料理が得意で、いつも美味しいご飯を作ってくれる彼女の姿に、次第に愛情が芽生えていったのです。
やがて、彼女のことを「お母さん」と呼ぶのが自然になりました。
しかし、幸せな日々は長くは続きませんでした。
中学2年の時、父が突然亡くなってしまったのです。
家族の支えが一気に消え、私たちは絶望の淵に立たされました。
そんな中で、母は私を一生懸命に支えてくれました。
父の死後、親戚たちから様々なことを言われました。
「血の繋がっていない子を育てるのは大変だろう」「あの子の面倒を見続ける義理はない」と、心無い言葉が飛び交いました。
でも、母はそんな言葉に一切耳を貸しませんでした。
私のことを、まるで自分の本当の子供のように愛し続けてくれたのです。
「血の繋がりなんて関係ない!この子は私の子です」と言い切った母の姿に、私は何度も救われました。
彼女は父がいなくなった後も、一人で私を守り、育ててくれました。
進学や将来のことを一緒に考え、私の夢を応援してくれました。
ある日、大学の卒業式で、私は感謝の気持ちを込めて母に手紙を書きました。
「お母さん、ありがとう。あなたがいなかったら、今の私はここにいません。誰がなんと言おうと僕のお母さんはあなただけです。これからは息子として僕がお母さんの支えになります。」と。
母は涙を流しながらその手紙を読んでくれました。
彼女が命がけで私を育ててくれたことを、心から感謝しています。
血の繋がりではなく、心の繋がりが大切だということを、母から学びました。
まとめ
母の無条件の愛情と決意は、何よりも尊いものです。
この感動的なエピソードを通して、家族の本当の意味を再認識していただければ幸いです。
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