サイコパス…もしかして自分もその傾向があるんじゃないかと不安になることがありませんか?
最近よく耳にする「サイコパス」という言葉ですが、実際にはどんな人が当てはまるのでしょうか…。
今回は、「サイコパス」と見られやすい行動や思考を紹介します。
サイコパスがする行動や思考
「サイコパス」という言葉は、精神医学の分野では特定の人格特性を持つ人を指しますが、SNSや日常生活で使われることも多くなっています。
では、どんな行動や思考が「サイコパス」とされるのでしょうか?
共感が乏しい人
例えば、友達が大きな失恋をして落ち込んでいるとします。
普通なら「大丈夫?」と声をかけたり、慰めようとしますよね。
しかし、サイコパス的な人は「それくらいで?」と冷たく返すとか、まったく無反応だったりします。
相手がどれほど感情的になっていようと、それを無視してしまうのです。
職場でも、同僚が困っていても「自分には関係ない」と放っておくなど、感情に寄り添うことが少ない行動を取る人が当てはまります。
魅力的だけど裏で人を操る人
SNSでは、いつも友達と楽しそうにしていて「いい人」だと思われているのに、実はその裏で友人を自分の利益のために利用しているような人。
例えば、友人に紹介された機会を巧みに奪ったり、表面上は親切そうに振る舞いながら、影で他人の悪口を言ったりする。
こうした「表面的な魅力」と「裏での冷酷さ」のギャップが見える人も、サイコパス的な行動として捉えられやすいです。
他人の感情を無視して切り捨てる人
恋人や友達が、自分の感情を伝えてきても、まるで無視するように反応したり、冷たい対応をする人がいます。
例えば、彼女が「もっと会いたい」と伝えたときに「俺は忙しいんだから、そんなこと言わないで」と一蹴してしまう。
さらに、相手が怒ったり悲しんだりしても「なんでそんなことで?」と感情を軽視してしまう。
こういった行動は、周囲から「冷酷」だと見なされ、「サイコパス」と言われることがあります。
嘘をつくことに抵抗がない人
例えば、友達に頼まれたことを忘れてしまったのに、平然と「忙しくて無理だった」と嘘をついたり、相手を傷つけた後に「そんなこと言った覚えないよ」と誤魔化す。
こうした嘘は、相手の気持ちや信頼を軽視している表れです。
特にSNS上では、自分を良く見せるために嘘の情報を発信したり、他人の成功を自分のものとして誇張するような行動が、「サイコパス的」と見られることが多いです。
衝動的な行動を取る人
思いついたらすぐ行動に移し、その結果を考えない人も「サイコパス」とされることがあります。
例えば、友達に急に攻撃的なメッセージを送りつけたり、SNS上で感情に任せた暴言を突然吐くような行動。
後でそれを見た人が傷つくかもしれないと考えず、自分の感情を優先してしまいます。
また、同じ衝動で突然の行動を取り、後悔することもないという特徴があります。
他人を操作しようとする人
職場や友人関係で、自分の利益を最大化するために他人を操作しようとする人もサイコパス的です。
たとえば、同僚に「このプロジェクトを一緒にやろう」と誘っておきながら、成果を自分のものにしてしまう。
あるいは、恋人を「自分のためにもっと尽くせ」とプレッシャーをかけたり、相手の行動をコントロールしようとする行動もよく見られます。
相手の感情や意志を無視し、自分の目的を最優先にする姿勢は、サイコパス的な特徴です。
あなたはいくつサイコパスの特徴を持ってましたか?
ここで紹介した特徴に、自分や周りの人が当てはまる部分があったかもしれません。
しかし、これらの行動があるからといって、その人が必ずサイコパスというわけではありません。
こうした特徴を持っている人でも、他の側面では共感や思いやりを持っていることがあります。
大切なのは、相手の行動の背景を理解し、どのように接するかを考えることです。
まとめ
サイコパスという言葉はSNSや日常生活で軽々しく使われることが多いですが、実際の診断には慎重な観察が必要です。
SNSで見かける「サイコパス」とされる行動には、共感の欠如や嘘、他人の操作などが挙げられますが、これらはあくまで一般的なイメージです。
私たちが他人と良好な関係を築くためには、思いやりや共感を持ち、冷静なコミュニケーションを心がけることが何よりも大切ですね。
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