納豆は健康に良い食べ物として知られていますが、多くの人が間違った方法で食べているかも…。
実は、知らず知らずのうちに納豆の効果を半減させているかもしれません。
今回は、意外と知られていない納豆の間違った食べ方を3つ紹介します。
間違った納豆の食べ方とは
納豆は、多くの健康効果が期待されるスーパーフードです。
しかし、間違った食べ方をすると、その効果を十分に引き出せません。
たれをかき混ぜる前に入れる
納豆を食べる際、まずは容器の中でよくかき混ぜますが、このときにたれを先に入れていませんか?
実は、たれをかき混ぜる前に入れると、納豆の表面についている納豆菌が落ちてしまうのです。
納豆を覆う白い膜こそが多くのアミノ酸を含む納豆菌です。
この納豆菌が落ちると、旨味も失われてしまいます。
したがって、たれはかき混ぜた後に入れるのがベストです。
ご飯に納豆をかける
納豆を温かいご飯にかけて食べるのは一般的ですが、実はこれも間違いです。
納豆に含まれる分解酵素「ナットウキナーゼ」は、50度を超えると活動限界になります。
ナットウキナーゼは脳梗塞や心筋梗塞の原因となる血栓を溶かし、血液の流れを正常にする働きがあります。
これを温かいご飯にかけることでこの働きが落ちてしまうのです。
納豆は冷たいご飯や別の器で食べるのが理想的です。
朝ごはんで食べる
納豆は朝食の定番ですが、実は夜に食べるのが良いのです。
ナットウキナーゼは食後4時間で効果を発揮し、寝ている間にその効果が持続します。
夜に納豆を食べることで、脳梗塞や心筋梗塞の予防に効果的です。
さらに、夜に納豆を食べることで、睡眠中の血液循環を改善し、朝起きたときの疲れも軽減されると言われています。
まとめ
納豆は、たれをかき混ぜる前に入れる、ご飯にかける、朝に食べるといった習慣を見直し、正しい方法で納豆を楽しみましょう。
これにより、納豆の健康効果を最大限に引き出すことができます。
正しい納豆の食べ方を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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