子どもの頃や青春時代に親しんだお菓子が、気づけば店頭から消えていた…
そんな経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか？
今回は、販売終了後も根強いファンが多く、「もう一度食べたい！」と声が上がり続ける懐かしのお菓子5選をご紹介します。
カール
カールは、明治が1968年に発売したスナック菓子で、ふんわりサクサクとした独特の食感と優しい味わいが特徴です。
うすしおやチーズ味は、子どもたちのおやつだけでなく、大人のお酒のお供としても人気を集め、長年にわたり多くの人々に親しまれてきました。
しかし、2017年に東日本での販売が終了しました。
その理由は、若年層を中心にスナック菓子の嗜好が変化し、売り上げが低迷していたことが挙げられます。
また、大手スナック菓子市場の競争が激化する中で、製造コストの高騰も影響しました。
西日本では現在「カールチーズあじ」「カールうすあじ」が販売されていますが、東日本のファンからは「もう一度全国で販売してほしい」という声が絶えません。
2023年、愛媛県松山市が「ふるさと納税」の返礼品としてカールの取り扱いを開始したところ、販売されていない首都圏在住者からの申し込みが殺到し、受け付けを一時停止する事態なるほど昭和を代表するお菓子として今もなお人気を博しています。
- 「昔からカールが大好きで、子どもたちにも食べさせたいと思っていました。全国販売が再開されることを願っています！」
- 「カールを食べながら家族でテレビを見た思い出があります。またあの味を楽しみたいです。」
サクマ式ドロップス
戦前から愛され続けてきたサクマ式ドロップスは、昭和を代表するお菓子のひとつです。
特に、映画「火垂るの墓」に登場したことで、懐かしさとともに日本人の心に深く刻まれています。
カラフルな缶に入った多彩なフレーバーは、見た目にも楽しく、プレゼントとしても喜ばれました。
しかし、2022年に製造元であるサクマ製菓がコロナの影響で廃業を発表し、販売終了となってしまいました。
- 「サクマ式ドロップスの缶を見るたびに祖母を思い出します。ぜひ復活してほしいです。」
- 「子どもたちと一緒に味わいたい。昔の味が恋しいです。」
チェルシー
明治が1971年に発売したチェルシーは、バタースカッチ味やヨーグルト味など、濃厚でコクのある味わいが特徴のキャンディでした。
その深いミルクの風味は、子どもから大人まで幅広い層に支持され、CMで流れる「♪チェルシー、もひとつチェルシー」という歌も記憶に残っています。
しかし、2024年3月に売り上げ低目により販売が終了し、多くのファンを驚かせました。
これは市場の需要変化やラインアップ整理が理由とされていますが、時代を超えて愛され続けた味わいを惜しむ声が現在も多く聞かれます。
2024年9月に北海道限定で形を変えて復活しました。
- 「チェルシーは私の青春そのもの！また販売されるのを待っています。」
- 「ヨーグルト味が特にお気に入りでした。再び味わえる日が来ると嬉しいです。」
ファンタ ふるふるシェイカー
ファンタシリーズの中でも異色だった「ふるふるシェイカー」は、缶を振ってゼリー状のファンタを楽しむ新感覚の飲料でした。
そのユニークな飲み方とフルーティーな味わいが若者を中心に大きな話題を呼び、一時は大ヒット商品となりました。
しかし、2011年頃に販売が終了。
2017年に1度、再販売されましたがすぐに販売終了。
理由として、ゼリー飲料市場の競争激化や製造コストの問題が挙げられます。
特に、飲み物の種類が多様化する中で一部のラインアップが淘汰されることになりました。
それでも、「もう一度あの楽しい飲み方を体験したい」と懐かしむ声が少なくありません。
- ふるふるシェイカーは友達と盛り上がるアイテムでした。ぜひ復活してほしい！」
- 「振る楽しさと味わいの両方が懐かしい。また飲みたいです。」
キシリッシュ
キシリトール配合のガムとして人気を博したキシリッシュは、歯に優しいお菓子として幅広い層に支持されました。
持続力のある爽やかなフレーバーとスタイリッシュなパッケージが特徴で、仕事中やリフレッシュしたいときのお供として愛用された方も多いでしょう。
しかし、2020年に多くのフレーバーが販売終了。
ガム市場全体の縮小やタブレット菓子の台頭が、その背景にあります。
特に若年層においてガムの消費が減少傾向にある中で、こうした変化が避けられなかったと考えられます。
- 「仕事中にいつも噛んでいました。もう一度買える日が来るといいな。」
- 「フレーバーの種類が豊富で選ぶのが楽しかった。また復活してほしいです。」
まとめ
惜しまれつつも販売停止となったこれらのお菓子は、時代を超えて多くの人々に愛されてきました。
市場の変化やコストの問題などで姿を消したものの、これらの商品にまつわる思い出や味は今も多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。
再販を望む声が増えることで、いつか再び店頭で出会える日が来るかもしれませんね。
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