台湾のスシローで起きた『サーモンの乱』改名者続出!?社会現象が想像以上にヤバかった!

台湾のスシローで起きた『サーモンの乱』改名者続出!?社会現象が想像以上にヤバかった!

名前に鮭魚が入っていれば寿司がタダ!そんな驚きのキャンペーンが、2021年に台湾のスシローで実施されました。

その結果、多くの若者たちが名前を「サーモンに改名」してしまい、国中を巻き込む騒動へと発展しました。

この一件は「サーモンくん事件」としてSNSやニュースでも大きな話題になりました。

さて、なぜここまでの騒動になったのでしょうか?

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きっかけは神キャンペーン!スシロー台湾が火をつけた「鮭魚」ブーム

きっかけは神キャンペーン!スシロー台湾が火をつけた「鮭魚」ブーム
Via|Wikipedia @wikipedia.org(引用)

2021年3月、台湾の回転寿司チェーン「スシロー(壽司郎)」が、若者を中心にSNS映えを狙った大キャンペーンを実施。

その内容は…「名前に鮭魚(サーモン)の漢字が入っていれば、その本人を含む最大5人の飲食代が無料」という超大胆なものでした。

サーモン好きの若者たちはこのチャンスを見逃すはずもなく、なんと150人以上が実際に「鮭魚」入りの名前に改名するという前代未聞の事態に!

台湾では、戸籍法により生涯で3回まで改名が可能で、しかも改名手続きはわずか数百円(約300円〜500円)と手軽にできます。

ネット上では「これは合法的チート」「改名で食いまくれる!」と大盛り上がりとなりました。

鮭魚丼、サーモンの神も出現!?ノリと勢いで改名した若者たちの末路

SNSでは実際に改名された名前が続々と共有され、台湾中でちょっとした「鮭魚ネームブーム」が巻き起こります。

その中には、

  • 鮭魚丼(サーモンどん)
  • 鮭魚之神(サーモンの神)
  • 鮭魚壽司郎(スシロー・サーモン)
  • 鮭魚貴族(サーモン貴族)
  • 超愛吃鮭魚(超サーモン好き)

など、ネタ満載の改名が多数登場しました。

これらの改名は当然ながらIDカード、保険証、クレジットカード、口座名義などすべてに適用されてしまうため、後から冷静になった人々の中には後悔の声も…。

特に問題になったのが、「改名回数の制限」です。

台湾では3回まで改名ができますが、今回のノリ改名が最後の1回となり、本名に戻せなくなった人も複数人いたと報道されました。

なかには親に叱責されたとSNSで嘆く人も…。

台湾政府もお怒り!「あなたは一生サーモンでいいんですか?」

この大騒動を受け、台湾の内政部(日本でいう総務省)は異例のコメントを発表しました。

「一部の人がサーモンに改名したことにより、役所の処理が大混乱。不必要な行政コストがかかり、本来の業務に支障が出ている。どうか鮭魚への改名はご遠慮ください」

また、「改名は人生で3回まで。一度鮭魚になったら、もう戻れない人もいますよ。一生鮭魚丼でいいんですか?」という皮肉の効いた呼びかけも話題となりました。

行政機関まで巻き込んだこの一件は「鮭魚之亂(=サーモンの乱)」と名付けられ、社会現象として記憶されることになったのです。

企業戦略としては成功?もし日本で同じことが起きたら…

この出来事をマーケティングの視点で見れば、スシロー台湾のこの施策は間違いなく大成功でしょう。

SNSでは「スシローって何者?」「一度行ってみたい」と話題になり、ブランディングとPR効果は計り知れませんでした。

一方で、企業のキャンペーンがここまで大きな社会波紋を起こすことに対し、マーケティングの責任や倫理的配慮も問われるようになってきました。

ちなみに日本では、改名は家庭裁判所の許可が必要で、かなりハードルが高いため、仮に同様のキャンペーンがあっても台湾ほどの混乱は起きにくいでしょう。

とはいえ、ネタ的にSNSで「サーモン太郎」と名乗る人が続出する可能性はありますね。

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まとめ

台湾のスシローで起きた「サーモンくん事件」は、笑いと混乱が同居した現代らしい社会現象でした。

改名制度の柔軟さ、若者のフットワークの軽さ、SNSの拡散力、そして企業マーケティングの影響力、それらすべてが一気に交差した結果、思いもよらぬ大騒動へと発展したのです。

軽い気持ちで始まった行動が、「一生サーモンになるかもしれない」という現実に直面したとき、私たちは名前という個人のアイデンティティについて改めて考えさせられますね。

ユーモアの裏に、制度と個人の関係性を問い直す深いテーマが隠れていたのかもしれません。

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