ゆうパックが動物の配送を中止!実は盲点…多くの人が知らない配送できない意外なものとは?

ゆうパックが動物の配送を中止!実は盲点…多くの人が知らない配送できない意外なものとは?

「え、ゆうパックって動物も送れるの?」と驚いた人も多いのではないでしょうか?

実は、これまで特定の条件を満たせば、鳩やカニ、カブトムシなど一部の生き物を送ることができたのです。

しかし、2025年3月末をもって、ゆうパックは哺乳類・鳥類・爬虫類の配送を完全に中止することを発表しました。

今回は、意外と知られていない「ゆうパックで送れるもの・送れないもの」について詳しく紹介します。

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ゆうパックで配送できるものとできないもの

ゆうパックで配送できるものとできないもの

これまで、ゆうパックでは特定の条件を満たせば、一部の生き物を発送することが可能でした。

特に、競技用の鳩や観賞用の昆虫類などは、専用の梱包方法を守ることで送ることが認められていたのです。

■生きた動物(2025年3月末まで発送可能)

  • 鳩(競技用のもの)
  • エビ・カニなどの甲殻類(食品用を含む)
  • カブトムシなどの昆虫類(観賞用のもの)
  • カメ(小型のもの)(ペットショップでの販売用など)
  • インコなどの小鳥類(特定条件下)

発送するためには、健康体であり、適切な容器に入れ、脱出や排泄物の漏れがないことなどが決められています。

しかし、今年度末で哺乳類・鳥類・爬虫類の発送が完全に終了するため、これらの動物を送りたい人は代替手段を考える必要があります。

ゆうパックで送れないもの

「これなら送れるでしょ?」と思いがちなものでも、実は発送が禁止されているものもあります。

知らずに違反しないよう、注意が必要です。

  1. 哺乳類・鳥類・爬虫類(2025年3月末以降は完全禁止)
    犬や猫、ハムスター、ウサギなどのペットは、もともとゆうパックでは発送できませんでしたが、これまで送ることができた一部の鳥類や爬虫類も含め、完全に禁止されます。
  2. 危険物・爆発物
    ガスボンベやスプレー缶、ライター用の燃料、花火など、発火や爆発の危険性があるものは発送できません。
    これらは特別な取り扱いが必要なため、別の輸送手段を利用する必要があります。
  3. 生鮮食品
    肉や魚などの生鮮食品は、通常のゆうパックでは送ることができません。
    冷蔵や冷凍の必要がある食品は、クール便などの特別な配送サービスを利用する必要があります。
  4. 手紙やハガキ(郵便法違反になる)
    意外かもしれませんが、ゆうパックを含む宅配便で「手紙やハガキ」を送るのは違法です。
    これは、日本郵便以外の事業者が手紙類の配達をすることを禁止しているためです。
    家族や友人へのメッセージを荷物に同封するのは違反となるため、手紙は必ず郵便で送るようにしましょう。
  5. 現金・貴金属
    現金や貴金属は、安全性の観点からゆうパックで送ることができません。
    特に高額な品物は、盗難や紛失のリスクがあるため、代替の輸送手段を利用することが推奨されています。

なぜ動物の配送が禁止されるのか?

動物の配送が禁止される背景には、いくつかの重要な理由があります。

まず、動物愛護の観点が大きく関係しています。

輸送中の環境は必ずしも適切とは限らず、長時間の移動によるストレスや健康リスクが指摘されていました。

特に、気温や湿度の変化が大きい日本の環境では、輸送中に動物が体調を崩すケースも考えられます。

こうした問題から、動物の福祉を守るために輸送の見直しが求められていたのです。

次に、配送の安全確保の問題です。

運搬中に動物が脱走するリスクや、排泄物の漏れ、臭いによるトラブルなど、他の荷物への影響が懸念されていました。

また、適切な管理が行われない場合、動物が傷つく事故につながる可能性もあります。

さらに、最近では動物専門の輸送サービスが充実してきたことも理由の一つです。

こうした状況を受けて、日本郵便は動物の配送を終了する決定を下したのです。

まとめ

2025年3月末をもって、ゆうパックでの哺乳類・鳥類・爬虫類の配送が完全に禁止されることになりました。

これは動物愛護や配送の安全確保、専門輸送業者の充実が背景にあります。

今後、動物を送る際には、ペット専門の輸送業者を利用するか、直接引き渡しを検討することが求められます。

もし「これって送れるの?」と疑問に思うものがあれば、事前に日本郵便の公式サイトで確認することをおすすめします。

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