え、たった1.4%!?備蓄米21万トン放出も店頭に届かず…SNSに「国民バカにしてる?」の声殺到

え、たった1.4%!?備蓄米21万トン放出も店頭に届かず…SNSに「国民バカにしてる?」の声殺到

「備蓄米を放出しました」そう聞いて、てっきりスーパーや飲食店にズラリと並ぶ姿を想像していた方、多いのではないでしょうか?

ところが、現実は想像を遥かに下回るものでした。

農林水産省が4月30日に発表した最新情報によれば、3月に入札された備蓄米21万トンのうち、4月13日時点で実際にスーパーなどに届いたのはわずか3018トン(約1.4%)。

これにSNSでは「国民バカにしてんのか?」「これじゃ絵に描いた餅だろ!」と怒りのコメントが殺到しています。

なぜ備蓄米が店頭に並ばないのか、背景にある行政や業界の仕組み、そして今後どうなっていくのでしょうか…。

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備蓄米って何?なぜ放出されたの?

備蓄米って何?なぜ放出されたの?
画像はイメージです。

そもそも備蓄米とは、災害や食料危機に備え、政府が保有している「安心の米ストック」です。これまでは大規模災害や不作の年に活用されてきましたが、今回の放出はちょっと事情が違います。

日本では昨年からコメ余りによる価格下落が続いており、農家や流通業者が悲鳴を上げる状況、そこで政府は「市場調整」として、政府備蓄米を入札制で放出し、市場に流すことにしたというわけです。

つまり米の値崩れを防ぐための措置であり、消費者救済を目的にしているわけではないのです。

この点が、今回の混乱の根底にあるかもしれません。

なぜ1.4%しか届いてないの?遅れの原因は「3段階の壁」

「21万トン放出!」という大きな見出しとは裏腹に、実際に届いたのはたったの1.4%。一体何が起きているのでしょうか?

その理由を分解してみると、以下の3段階の“壁”が存在していることが見えてきます。

  1. 入札→集荷業者の壁
    3月に入札で落札された備蓄米のうち、4月13日までに政府から集荷業者に渡ったのは13万7879トン(約64.7%)。
    ここでまず、約3分の1がまだ政府倉庫に眠っていることが判明。
  2. 集荷業者→卸売業者の壁
    集荷業者から卸売業者に流れたのはわずか2万73トン。
    この時点で、約90%近くの備蓄米が国または流通途中で滞留しているという異常事態が明らか。
  3. 卸売業者→小売店の壁
    小売店舗(スーパーや飲食店)に届いたのはたった3018トン。
    その理由は「精米・袋詰め・輸送などの実務的作業に時間がかかっているため」だそうです。

つまり、「発表=即流通」ではなく、米粒がスーパーの棚に並ぶまでには、最低でも3段階の流通ルートと大量の人手、物流が必要になっているのです。

SNSでは怒りと不信感

「遅すぎて意味がない」

「これで放出したとかふざけてる」

「意図的な米価吊り上げも甚だしい」

「そもそも、皆の為の備蓄米を入札で売りさばく事自体が間違いでは?」

「JAが意図的にお米の値段を釣り上げていたって事ですね!JAは農家の敵が味方か?庶民の敵である事は確かだ」

「次第にバレてくる米卸価格高値維持。その分農家の収入が増えるならまだしも、JAが溜め込んでるんじゃ、それJA自身がブローカーになったも同然ですね。」

「競売(正確には入札)で売る政府!価格を吊り上げる政府。備蓄米で利益を得る政府!鬼畜の農林水産省!」

「JA全農、農水省利権組は米を錬金に使う資源なので国民に届けるなんてもったいなくて論外。」

「備蓄米を売った相手はわかってるのだから、しっかり追求して場合によっては処罰すればよかろう。」

「農水相が備蓄米放出も下がらない米の価格に「責任重く感じている」と謝罪したようだが、財務省の言うこと聞くからだよ」

と、政府の説明不足に対する怒りや疑問の声が噴出しています。

特に、「政府が保有してる米を出せば物価が安くなる」と信じていた一般消費者にとっては、1.4%しか届いていないという数字は大きな裏切りに感じられたようです。

流通が遅いのは仕組みの問題?やる気の問題?

農水省の担当者は「今後、順次流通が本格化する」とコメントしていますが、この言葉をそのまま信じてよいのでしょうか?

専門家の中には、「今回の入札放出は、そもそも一般消費者向けではなく、業務用ルートを前提にしていた」と指摘する声もあります。

「備蓄米の9割以上を落札したJA全農は、1ヶ月以上経ってもその24%しか卸売業者に出荷していない。その遅れの要因を配送トラックの手配と精米に時間がかかると説明。しかしJA全農から備蓄米を買い付け精米している全農パールライスは「備蓄米の精米が遅れている事実はない」と言います。

制度設計そのものが、「スピード感よりも在庫処理の論理が優先されている」のでは?と疑われるのも無理はありません。

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「これからに期待」は現実的か?

もちろん、物流業界も逼迫している今、トラックや人手をすぐに確保するのは容易ではありません。

しかし、それでも「21万トン放出」という言葉のインパクトと、実際の1.4%という数字のギャップには、多くの人が失望せざるを得ません。

「非常時の備え」として国が保有していた米が、本当に必要な時に機能しないとしたら、それは制度として破綻しているのでは?

政府や農水省は、数字や実績ではなく、生活者の実感に寄り添った発信と施策を急ぐ必要がありそうです。

まとめ

放出したのに届かない…それって誰のための政策?

備蓄米の放出は、数字の上では進んでいます、けれども「国民の食卓にはまだほとんど届いていない」のが現実。

制度設計の透明性、スピード、そして目的の明確化が、いまこそ求められています。

「備蓄米の放出=安心」ではなかった。

私たちが求めているのは、本当に届く対策です。

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