高級ミニバン急増中の裏に潜む『残価設定ローン』の落とし穴が深すぎる…新しい買い方の功罪とは?

高級ミニバン急増中の裏に潜む『残価設定ローン』の落とし穴が深すぎる…新しい買い方の功罪とは?

最近、「アルファード」や「ヴェルファイア」といった高級車をやたらと目にしませんか?

しかも、運転しているのは意外と若い人が多かったりします。

そこで疑問に思うことが…なぜ高額車を所有できているのか?

実はその裏には、「誰でも高級車に乗れる」危険な仕組みが隠されているのです。

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若者でも高級車に乗れる仕組みとは?

若者でも高級車に乗れる仕組みとは?

今、20代〜30代の若者が次々と高級ミニバン「アルファード」や「ヴェルファイア」に乗り始めているその理由の多くは、「残価設定ローン」という金融マジックにあります。

たとえば、600万円のアルファードを買おうとした場合、残価設定ローンでは「5年後に車の価値が390万円ある」と仮定し、差額の210万円だけを分割で払う仕組みです。

月々の支払いは3.9万円程度、これだけ聞くと「え、普通の人でも乗れるじゃん!」と思うかもしれません。

しかし、この仕組みの恐ろしさは、あくまで「借りて乗っている」という点にあります。

まず、金利が支払う元金(210万円)ではなく、車両総額(600万円)にかかる、という落とし穴。

表面的な月額は安くても、5年間で支払う金利だけで40万円〜100万円が上乗せされるケースもあり、知らぬ間に金利沼にハマっていくことになります。

さらに問題なのが、残価(5年後の想定売却額)は絶対ではないということ。

事故を起こせば価値は下がり、走行距離がオーバーすれば手数料が発生し、場合によっては残価との差額を現金で支払う必要が生じるのです。

一見、簡単に乗れる夢のローンに見えて、実際には、「総支払額は想像以上に膨らむ」、「車が資産になるどころか借金付きのリースになる」、「最終的には返却・買い取り・再ローンの3択地獄に陥る」という、まさに「支払額を未来に押しつける構造」なのです。

そして5年後、再ローンを選べば再び金利が発生、返却すればクルマは手元に残らず、買い取りすれば今度は残価390万円を一括で払うか、また分割するしかないのです。

残価設定ローンのデメリット

  • 車の所有権はない
  • 金利(分割払手数料)の負担が大きい
  • 走行距離に制限がある(例|年間1万5千km程度)
  • 車のカスタマイズに制限がある
  • 車を乗り換える際は同じメーカーの車から選ぶ必要がある
  • 中途解約ができない

それでも「リセールがいいから得」「一括じゃ無理だからしょうがない」と飛びつく若者は少なくありません。

しかし、残価設定ローンは手元に現金がなくても、今すぐ憧れの車に乗れるという麻薬的な魅力を持つ一方で、中長期の視点で見れば、生活を不安定にする最大の要因にもなりうるのです。

錯覚が招く高級車ブームの危うさ

「月3〜4万円台で高級車が乗れる」という広告に釣られて残価設定ローンを選ぶ若者は多いですが、それはまるで高級車ごっこ。

リセールの高さに目がくらみ、現実的な収入と支出のバランスを見失いがちになってしまいます。

さらに、「5年後に再ローンで買い取る」選択をすると、再度金利が上乗せされ、二重金利状態に突入。

8年乗ればトータルの支払金額が+140万円以上になるケースもあります。

これは見栄消費というより、自らローン地獄に飛び込んでいる構図、高級車を所有しているように見えても、実際には「車のために人生を削っている」状態とも言えるのではないでしょうか。

まとめ

高級車に乗ること自体が悪ではありませんし、もちろんのこと残価設定ローンによるメリットもあります。

ですが、収入に見合わない支出を背負い込むのは、見栄ではなくリスクです。

今こそ、手が届くという幻想の裏にある代償を、冷静に見つめ直す必要があるのではないでしょうか。

残価設定ローンを利用する際は、しっかりと理解した上で選択することが大切ですね。

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