え、ヴィレヴァンそんなに閉店しちゃうの!?って驚きの声が続出しています。
かつて遊べる本屋として若者のカルチャーを支えたヴィレッジヴァンガードが、今まさに岐路に立たされているんです。
今回はその状況を分かりやすく紹介します。
ヴィレッジヴァンガード大量閉店の衝撃
1986年に名古屋から始まったヴィレッジヴァンガード、通称「ヴィレヴァン」、キャッチコピーは「遊べる本屋」。
普通の本屋なのに、よく分からない雑貨、海外のお菓子、マニアックな本、CD、さらには謎グッズまでぎゅうぎゅうに並んでて、「なにこれ!?」ってテンションが上がるお店でした。
そして忘れちゃいけないのが手書きのPOP、ユーモアと熱意で商品を紹介するあのPOPは、ただの文字なのに思わず買いたくなる魔力がありますよね。
最盛期は全国に400店舗以上!まさにサブカル発信基地って感じでした。
そんなヴィレッジヴァンガード、ここ数年は業績が低迷、2025年5月期の決算で2期連続の赤字を発表しました。
これを受けて全店舗の約3割=81店舗を閉店、最盛期400店舗 → 今293店舗 → さらに200店舗前後へ…。
この数字だけで、時代の流れの厳しさが伝わりますよね。
大量閉店の原因は?
本やCDの売上減(配信や電子書籍に押された)、ネット通販の普及で「わざわざ店舗に行かなくてもいい」人が増えた、地方でのライバル増加(ドンキ、アニメイト、カルディ、ガチャ専門店)、昔は「ここにしかない!」っていう特別感があったけど、今はヴィレヴァンっぽい商品が他のお店でも普通に買えるようになったのが大きいんです。
ヴィレヴァンが全国に広がったのは、イオンとかゆめタウンみたいな地方のショッピングモールに出店、地元で気軽にサブカル体験ができるスポットになったのは良かったけど、その結果「どこにでもある普通の雑貨屋っぽさ」が出たのも事実です。
そこにドンキやカルディ、アニメイト、さらにはガチャ専門店まで全国展開を強化、ヴィレヴァンの主戦場=地方都市でも「代わりのお店」がどんどん出てきた結果、影響力は相対的にダウンしたわけですね。
会社としては「店舗を減らしてオンラインに力を入れる」方向にシフトしてます。
でも正直、ネットの世界はAmazonも楽天もアニメグッズ専門ECもいてライバルだらけ、しかも「遊べる本屋」っていうリアルな体験こそが魅力だったヴィレヴァンにとって、ネットだけでどこまで戦えるのか…正直ハードルは高いのではないでしょうか…。
普通の雑貨屋路線は他が強すぎる、むしろ狂気じみた独自路線に振り切った方が、今の若者に逆に新しいって刺さるんじゃないかなって思います。
まとめ
ヴィレッジヴァンガードの大量閉店はショッキングですが、同時に昔のヴィレヴァンを知ってる人にとっては懐かしさと寂しさが入り混じった出来事です。
確かに今は普通になっちゃったけど、あの発見と驚きに満ちた空間は唯一無二、またいつかヴィレヴァンが復活!ってニュースを期待したいですよね。
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