いま最も注目の若手女優・南沙良さんが、香港映画『ROAD TO VENDETTA』で海外作品初挑戦にしてヒロイン「雲(くも)」を演じることが発表されました。
製作は、mm2 Hong Kongとユニバーサル・ピクチャーズの再タッグ、監督は新鋭 Njo Kui Ying(リョン・コイイン)、プロデューサーは Mani Man Pui-Hing(マニ・マン)です。
南沙良さんは、本作で本格アクションに臨み女優として新境地を切り開きます。
南沙良、海外作品初挑戦にしてヒロインに抜擢

物語は、謎の暗殺者組織に属する殺し屋 No.4(ジェフリー・ガイ)がヤクザのボス暗殺のため日本へ送り込まれる場面から始まります。
ところが依頼主である日本人少女・雲の奇襲に遭遇、雲は復讐を誓い、全財産を投じて No.4 を逆に雇い入れ、自身の復讐計画へ巻き込んでいく…という展開で、南沙良さんが演じる雲は物語の核を動かす重要な役どころです。
本作はアメリカで開催される世界的映画祭「Fantastic Fest 2025」コンペティション部門に選出され、ワールドプレミア上映が決定。
プロデューサーのマニ・マン氏は、『イップ・マン 葉問』や『導火線 FLASH POINT』以来となる、香港映画の久々の選出だと評価しています。
南沙良さんはすでに主演作『万事快調<オール・グリーンズ>』が「釜山国際映画祭」に正式出品されることも決定しており、アジアを超えて世界で存在感を高めつつあり、今後の女優としてのキャリアにおいて国際舞台での活躍にいっそう注目が集まっています。
■南沙良コメント
映画『ROAD TO VENDETTA』に出演させていただきます。
自分にとって初めての挑戦が多い作品で緊張やプレッシャーもありましたが、それ以上に楽しさを感じていました。
天真爛漫な可愛らしさを持っている雲は、 演じていてとても新鮮でしたし、 雲のまっすぐな想い、そして No.4 の存在に何度も心を動かされました。
そしてアメリカの映画祭 「Fantastic Fest2025」に選出されること、大変光栄に思います。
世界初上映ということで、 先行してご覧いただく皆さまがどう感じられるか、とても楽しみです。


■南沙良 主な出演作
- 映画『幼な子われらに生まれ』(2017年)で俳優デビュー
- 初主演映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』(2018年)で多数の映画賞を受賞
- 主な出演作『愛されなくても別に』『この子は邪悪』、NHK大河『光る君へ』、DMMTV『外道の歌』、ABEMA×Netflix『わかっていても the shapes of love』など
- 主演映画『万事快調<オール・グリーンズ>』(2026年公開予定)

まとめ
これまで瑞々しい感性と透明感あふれる演技で私たちを魅了してきた彼女が、今度は香港映画のヒロインとして本格アクションに挑むなんて胸が高鳴りますよね。
しかも、世界的映画祭での上映が決定しているなんて、本当に誇らしい快挙です。
等身大の少女役からシリアスな役どころまで幅広くこなしてきた南さんが、今度はどんな新しい顔を見せてくれるのか、期待しかありません。
これからますます世界に羽ばたいていく彼女の姿を全力で見届けたいですね。
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