もしも自分が親になったら、どんな子育てをしてみたいですか?
友達親子とサポーター、どっちを目指す?
「友達のように何でも言い合える関係」
「娘ができたら友達同士のような関係になりたい。一緒にショッピングや旅行に行きたいし、恥ずかしいけどお揃いコーデとか絶対してしまいそう(笑)」
「一緒にライブやフェスに行きたい! 胎教中から私の好きなアーティストの音楽を聴かせておけば英才教育になるかな~」
「願わくばイケメンの息子が欲しい~! 2人でおしゃれして親子デートしたいし、バレンタインのお返し選びを『あの子の分のお返しはどれにする?』とか言いながら手伝いたい」
それはバレンタインには複数の女子からチョコがもらえて当然のイケメン息子、ということですね。具体的すぎますが(笑)、自慢の娘or息子が欲しい、自分が好きなことを子供と分かち合いたいという気持ちは誰しもわかるのでは。
「理想の子育て」からにじみ出る、親への恨み節
「子供の才能を伸ばして、人生を自由に楽しく過ごせるように育てたい。私は家庭の事情で進学を諦めたけど、もしも子供ができたら人生の選択肢をたくさん与えてあげたい」
「頭のいい子に育ってほしい。私が成績悪くて苦労したので」
「子どもには第一に、精神的な充足感、幸せを受け入れられる健全な心を育んであげたいと思います。私自身が幼い頃から精神的な脆さがあって、高校生のときからずっとメンタルヘルスの不調に苦しんできましたから」
「レディ・ガガの歌にあるように、白人・黒人・黄色人種に関わらず、障害の有無に関わらず、レズ・バイ等の性的なことにも関わらずに、自分らしさを大切にして、互いを尊重しあうような心の持ち主に育てたい」
「親になるつもりは一切ないけど、子供の可能性を潰すようなことはしないでほしいですよね。私の親が『あんたには無理だよ』と私がやりたいことに挑戦する機会を与えてくれなかったので。 大人になってからやってみたことの才能を先生に認められながらも、『子供の頃からやってたらね…』と言われて何度も悔しい思いをしました」
理想の「子育て」について思いを巡らせると、誰しもが「自分が親にしてほしかったこと」「してほしくなかったこと」に行き当たってしまうのでしょう。理想の子育てについて考えることは、きっと今の自分の在り方の写し鏡のようなもの。どんな親になりたいか、どんな風に子を育てたいかということについて、独身の今からじっくり考えておいても損はありません。(小鳥居ゆき)