男女平等という言葉、最近やたらと目にしませんか?SNSでも職場でも、この言葉を巡る議論は絶えませんが、それ本当に平等?と違和感を覚える場面も増えているのが現実です。
今回は、平等と公平の違い、そして現代社会で起きているズレについて考えていきます。
男女平等が一人歩きする現代の違和感
近年SNSを中心に、男女平等という言葉が強く浸透してきました。
本来この言葉は、性別によって不当な扱いを受けないようにするための重要な考え方です。
しかし現実では、その意味が少しずつ変化し、都合のいい場面で使われる言葉になってしまっているケースも少なくありません。
例えば、仕事の現場で「男女平等だから同じ仕事をするべき」という主張がある一方で、力仕事や体調不良の場面では「女性だから配慮してほしい」という声が上がることもあります。
このように、場面ごとに主張が変わると受け取る側は、それは本当に平等なのか?と疑問を感じてしまうのです。
男性側からは、平等を求めるなら全部同じ条件でやるべきでは?という声が上がり、女性側からは、それはただの配慮不足では?という反論が出る、このようなすれ違いが、無駄な対立を生んでいるのが現状です。
問題の本質は、意見の違いではなく、言葉の認識のズレにあります。
多くの人が、平等と公平を同じものとして捉えてしまっていることが、この混乱の原因になっているのです。
本当に求めるべきは平等ではなく公平
そもそも、平等と公平は似ているようで全く違う概念です。
平等とは、全員に同じ条件や扱いを与えること、一方で公平とは、それぞれの状況や能力に応じて適切に調整することを意味します。
例えば、同じ重さの荷物を男女関係なく持たせるのは平等ですが、体格や筋力の差を考慮して役割を分けるのが公平です。
また、体調不良の人に配慮するのも公平の考え方で、現実社会で求められているのは、全員同じではなく適切なバランスなのです。
しかしここで重要なのは、公平は優遇とは違うという点です。
特定の人だけが一方的に楽をする状態は、公平ではなく単なる不平等です。
だからこそ、どこまでが配慮でどこからが甘えなのか?という線引きが難しく、議論が炎上しやすい、このバランスを理解しないまま、平等という言葉だけを振りかざすと、昨今のSNSのような違和感や対立が生まれてしまうのです。
まとめ
男女平等、その意味を正しく理解しないまま使ってしまうと、かえって対立や不信感を生む原因になります。
重要なのは、すべてを同じにすることではなく、それぞれの状況に応じて適切に判断すること、つまり求めるべきは平等ではなく公平です。
この違いを理解することが、これからの時代においてより良い関係を築く鍵になるのではないでしょうか。
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