誰もが知っている人気アニメでも、実は大人の事情で突如打ち切られた作品があるんです。
今回は、突然打ち切りになったアニメの理由を紹介します。
突然打ち切りになったアニメ3選
ドラえもん
皆さんご存知のドラえもんですが、実は1979年から放送されているテレビ朝日版の前に、1973年に日本テレビ系列で放送されていたドラえもんがあったんです。
この初代ドラえもんは、現在のものとはかなり違っており、のび太は悪ガキで、ドラえもんもおっさんキャラ、さらに、ガチャ子というドラえもんの妹設定のロボットも登場していました。
このドラえもんは一定の人気を博していましたが、制作元の日本テレビ動画の社長が突然失踪するという事件が発生し、打ち切りとなりました。
日本テレビ版のドラえもんは再放送も配信もされておらず、完全に闇に葬られてしまいました。
もしこの打ち切りがなかったら、今のドラえもんは存在しなかったかもしれませんね。
ひぐらしのなく頃に
このアニメは、同人ゲームを原作としたミステリー作品で、雛見沢村という架空の村で連続怪死事件や失踪事件を描いています。
2006年にアニメが放送されましたが、2期に当たる「ひぐらしのなく頃に解」の途中で、突然放送が中止になってしまったのです。
その理由は、当時、京都で16歳の少女が斧で父親を殺害する事件が起こり、この少女が「ひぐらし」に影響を受けたという報道がなされたためです。
実際には、ほぼ影響はなかったとされていますが、放送局側は事件を連想させる描写があるとし放送を中止しました。
残念ながら、視聴者の誤解も多かったようです。
School Days
こちらも同人ゲームを原作としたアニメで、2007年に放送されました。
序盤から性的描写やショッキングな展開で話題となり、特に主人公の伊藤誠のクズっぷりは今でも語り草です。
しかし、最終回放送予定日の前日に、例の父親殺害事件が発生しました。
最終回には非常に残酷なシーンがあったため、放送局は最終回の放送中止を決定しました。
その後、秋葉原で最終回の上映会が行われるなどの措置が取られましたが、テレビ放送としては打ち切りとなりました。
まとめ
突然の打ち切りには様々な理由がありましたが、どの作品もファンにとっては衝撃的な出来事だったことでしょう。
現在では、動画配信サービスで後から見ることができることも多いので、放送中止の影響は少し和らいでいるかもしれません。
しかし、その反面、テレビ離れの一因にもなっているかもしれませんね。
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