平成時代のアニメは、自由奔放で個性的な作品が数多くありました。
しかし、その中には現在の厳しい放送基準に合わず、再放送が難しいものも…。
今回はそんな「令和ではムリ」とされる、懐かしの平成アニメを5つ紹介します。
再放送アウトな平成アニメ5選
こどものじかん
2007年放送の「こどものじかん」は、新人教師と生徒たちの成長を描いた物語です。
物語は、メインヒロインの「九重りん」が新人教師の主人公「青木大介」に対し、積極的にアプローチするシーンが多く、かなり攻めた内容です。
テレビアニメ版は、当然多くの部分に規制 が入っていて、場面によっては会話の内容が全く分からないなんてシーンもあったくらいです…。
原作者は、あくまで「エッ◯な漫画ではない」と、語っていますが、地上波では再放送が厳しいでしょう。
発売予定だったBDボックスも、東日本大震災の影響で無期限延期となり、今後の再発売も難しい状態です。
おそらく、今後の発売は絶望的と言われています。
ヨスガノソラ
2010年放送の「ヨスガノソラ」は、恋愛アドベンチャーゲームを原作にしたアニメです。
物語は兄妹の春日野悠と春日野穹が、新たな土地で生活を始めるというものでしたが、元が18禁ゲームであるため、エッチなシーンが盛りだくさんでした。
本作はとにかくギリギリのラインを攻めすぎたアニメで、その中でも、野外のセックスシーンや、少年を襲うシーン、兄妹でのセックスシーンといった、炎上騒動にまで発展したそうな内容もありました。
AT-Xの年齢制限枠で放送され、過激なシーンも話題になりましたが、倫理観のギリギリを攻めた描写が多く、地上波での再放送は厳しいでしょう。
地獄先生ぬ~べ~
「地獄先生ぬ~べ~」は、主人公・鵺野鳴介が鬼の手を使い悪霊や妖怪と戦う物語です。
多彩な物語展開で人気を博しましたが、これもまた、お色気シーンが満載でした。
特に小学生の郷子と美樹のシーンは、着替えのシーンや全裸になるシーンもあったりと…現在の基準では再放送が難しいでしょう。
キャラクターによる露出シーンも多く、今の時代に合わせるのは難しいですね。
ちなみに、2014年に続編である「地獄先生ぬ~べ~NEO」が発表され、2018年には「地獄先生ぬ~べ~S」として連載されていました。
まじかる☆タルるートくん
1990年から2年間放送されていた「まじかる☆タルるートくん」。
魔法使いのタルるートと、その相棒の少年・江戸城本丸のドタバタコメディでした。
しかし、この作品は現在再放送が難しい要素がたくさん含まれています。
エッチな描写が多かったことや、主人公・本丸のスケベなキャラクター設定が問題視される理由です。
特にタルるートの奇行が再放送を難しくしている要因ですね。
母親のことが恋しくなって、女性のおっぱいを吸うという癖があり、原作ではかなり多くの女性キャラに対して、この奇行を行っていました。
当時は楽しめたお色気シーンも、今では厳しい時代となりました。
行け!稲中卓球部
1995年放送の「行け!稲中卓球部」は、卓球部のメンバーが繰り広げるギャグアニメです。
強烈な下ネタやデリケートな問題を扱うシーンが多く、現在では放送が難しい作品となっています。
容姿いじりや体臭いじりなど、今の基準では放送できない要素がたくさん含まれています。
他人を様々な理由でいじったりする「いじりギャグ」は、男子中学生特有のノりを、突き詰めたものとすれば面白いですが、何かと規制の厳しい現代社会では難しい作品かもしれませんね。
まとめ
平成時代ならではの自由奔放さが魅力ですが、令和の厳しい放送基準には合わない作品です。
懐かしのアニメを振り返りつつ、今後も新たな名作に期待しましょう。
どれも面白い作品なので、リメイクや配信サービスでの視聴を楽しんでみてくださいね!
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