SF映画や都市伝説だけの話ではなく、近年では実際に政府が「UFO」の存在を認める報告が増えています。
特にアメリカ国防総省によるUFO映像の公開や、イギリスで発生した「レンデルシャムの森事件」などは、その信憑性から世界中で注目されています。
今回は、この2つの事例を詳しくご紹介します!
アメリカ国防総省が公開したUFO映像
2020年、アメリカ国防総省(ペンタゴン)が公式に公開した3本のUFO映像は、世界中のUFO愛好者や科学者たちの間で大きな話題となりました。
これらの映像は2004年から2015年にかけてアメリカ海軍のパイロットによって撮影されたもので、未確認の飛行物体が異常な速度と挙動で空を飛び回る様子が映し出されています。
これらの映像には「Gimbal」「GoFast」「FLIR1」という名前がつけられており、それぞれが異なる状況で撮影されたものです。
特に「Gimbal」の映像では、物体が回転しながら急激に方向を変える様子がはっきりと映し出されており、現在の技術では説明がつかないものとされています。
ペンタゴンはこれらを「未確認航空現象(UAP)」と呼び、正体は未解明のままです。
これにより、UFOが単なる都市伝説ではなく、政府機関が正式に認める現象として広く知られるようになりました。
この報告は、UFO研究に新たな一歩を踏み出したとも言えます。
レンデルシャムの森事件(イギリス)
1980年にイギリス・サフォーク州のレンデルシャムの森で発生したこの事件は、「イギリス版ロズウェル事件」とも呼ばれる、最も信頼性の高いUFO目撃情報の一つです。
12月27日、イギリス空軍基地の米軍兵士たちが未確認の光を目撃しました。
目撃した3名のパトロール兵が森に向かうと、赤い光と青い光を発する金属製の三角形の飛行物体が地上に降り立っているのを確認しましたが、近づいた瞬間にその物体は消え去ったといいます。
翌日には、現場に3つの窪みが発見され、放射能測定を行ったところ通常よりも高いレベルで検出されました。
また、29日にも「太陽のような光」が目撃され、これが5つに分裂して消えた後、別の光る物体が不規則に移動する様子が観測されました。
物体は2〜3時間にわたり観測され、時折地上に光を放射していたと証言しています。
この事件は後にイギリス国防省に報告され、1983年に情報公開法に基づいてホルト中佐による公式文書が公開。
この事件は、数多くの目撃者が存在し、軍の報告書も作成されているため、UFO事件の中でも特に信憑性が高いものとされています。
しかし、一部の研究者はこれを灯台の光の誤認とする見解もあり、真相は未だに議論の対象となっています。
まとめ
今回紹介したアメリカ国防総省のUFO映像と、イギリスのレンデルシャムの森事件は、どちらも政府や軍関係者が関与しているため、他のUFO目撃情報に比べて信憑性が高いものです。
UFOが地球外生命体の乗り物であるのか、あるいは未だに解明されていない自然現象なのかは分かりませんが、これらの事例は宇宙の神秘と可能性を改めて感じさせるものです。
今後もさらなる調査や研究が進むことを期待しましょう。
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