新しい1万円札、話題の渋沢栄一の新紙幣を使ってご祝儀を包むと、マナー違反だという噂がSNSで広がっています。
新札で祝福するのが常識だったのに、なぜいきなり「NG」に…?
SNSで広がるこの「謎マナー」どう思いますか?
新紙幣をご祝儀で包むのはマナー違反
SNS発信から生まれた「新マナー」?
SNSでは、新しい渋沢栄一の1万円札を結婚式のご祝儀で使うと「マナー違反」という意見が話題を呼んでいます。
そもそも新札を使うのは、新郎新婦の新しい門出を祝う意味が込められているため、長きに渡ってのマナーとされてきました。
では、なぜ渋沢栄一の新札が問題視されているのでしょうか?
実はこの噂、Twitterで冗談半分に投稿されたネタが元だと言われています。
SNS上では「渋沢栄一は女性関係が派手だったから祝儀には向かない」という噂が拡散されたのです。
渋沢栄一が数多くの愛人を持ち、愛人と妻と同居していたなどから言われております。
さらに、メディアもこの話題を取り上げたことで、あたかも「新しいマナー」が誕生したかのように広まってしまいました。
ご祝儀マナー、本当に変わるべき?
結婚式のご祝儀は気持ちを伝えるためのものです。
新札を準備することは、参加者が結婚式を楽しみにしている表れであり、一般的にはどの紙幣が使われても問題ありません。
渋沢栄一にまつわる過去のエピソードを気にする必要があるかどうかについては、多くの人が「そんなことを理由にするのはナンセンス」と感じています。
実際、ある調査によれば、約70%の人が新札の渋沢栄一を使用することを気にしないと回答しています。
価値観が多様化している現代において、祝儀の形式よりも祝福の気持ちが重要であるという考え方が主流になりつつあるのです。
SNSの反応
「確かにそういうイメージなら印象は悪くなるよなぁ。」
「プライベートのエピソードを理由にご祝儀に使う・使わないという発想には至らなかったな。」
「ホント、いちいち細かい嫌な世の中になったなと思う。」
「こうなると実在の人物をご祝儀には使えなくなる。人は叩けば何かしら影の部分は出るもの。」
「日本の経済を発展させた大実業家で、我々の生活も豊かになった今日を思えば、結婚式のご祝儀に使うには縁起が良いと思う。」
「嫌なら使わなければいいのでは?ご祝儀に1万円札を使わなければならない法律はない。」
「そもそもマナー云々ではなく主観の違いでは?これをマナーと称して論じること自体に違和感があります。」
「昭和の一万円札と五千円札に描かれた聖徳太子。謎多き彼の最期は、本妻に不倫された挙句に側室と心中したとの説もある。」
「女好き…笑。そう言えば、Xで、渋沢さんの紙幣見たキャバ嬢が、うちの常連客にそっくりで全然有難みがない、もっとイケメンにしろ、とか言ってるのを見た。新札の見方も考え方もいろいろなんだな。」
ネタから生まれた「謎マナー」の今後
一度ネット上で拡散されたマナーは、実際の場でも信じられ、定着することがよくあります。
今回の「渋沢栄一NG」もその一例かもしれません。
日本では「〇〇はマナー違反」という都市伝説的なルールが時折登場し、人々を混乱させます。
とはいえ、こうした「謎マナー」に惑わされず、自分の気持ちをしっかり伝えることが大切です。
特にご祝儀は、新郎新婦への祝福の気持ちを包むものであり、その形式が一律である必要はありません。
まとめ
SNSから発生した「渋沢栄一の新札はご祝儀に不向き」という話題は、ネタが広がった結果に過ぎません。
しかし、メディアの取り上げ方や人々の反応によって、こうした噂があたかも新たなマナーとして定着する可能性もあります。
それでも、大切なのは祝う気持ち。
紙幣の人物に惑わされず、新郎新婦に心からの祝福を届けましょう。
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