バブル時代――1980年代後半から1990年代初頭にかけて、日本は未曾有の好景気に沸き立ちました。
お金があふれ、人々は贅沢な暮らしを当たり前のように享受していました。
今では信じられないほどの「バブル時代あるある」を振り返り、その豪華絢爛な時代の一面をご紹介します。
豪華絢爛バブル時代あるある7選
銀行の利息が超高利率！
現在では考えられないことですが、当時の銀行利息はなんと6%を超えることもありました。
預金しているだけで毎年どんどんお金が増える夢のような時代だったのです。
「貯金が資産形成の基本」と言われていたのも納得できる数字ですね。
今では0.001%の利率が当たり前になってしまったので、当時を知らない世代にはこの高利率は驚きでしょう。
就職活動の説明会で謝礼がもらえた
バブル時代は「売り手市場」でした。
企業は新卒採用に必死で、説明会に来ただけで高級な品物や現金の謝礼がもらえたことも。
人気企業ほど、学生を集めるために豪華なプレゼントを用意していたと言われています。
いまの就職活動と比べると信じがたいほどの手厚さですよね。
株価がとにかく急上昇
バブル時代の象徴ともいえるのが、日経平均株価の爆発的な上昇です。
1989年12月には、史上最高の38,957円を記録しました。
株を持っていれば誰でも儲かる、そんな幻想が支配していた時代です。
会社員ですら、株式投資を当たり前のように行い、億万長者を夢見ていた時代でした。
土地の価格が急上昇
バブル時代、土地は貴重な資産として扱われ、値段がどんどん上がっていました。
東京都心の土地は1坪（約3.3㎡）が数千万円に達し、「東京23区を買うのにアメリカ全土が買える」とまで言われたほど。
この土地バブルは企業や個人を巻き込み、大規模な投資が行われました。
ディスコやクラブは連日満員
バブル時代の夜の街と言えば、ディスコやクラブが欠かせません。
当時の若者は毎晩のようにディスコに通い、華やかなファッションで踊り明かしていました。
ディスコ「ジュリアナ東京」は、セレブたちが集まる場所として有名で、派手な羽扇子を振り回して踊る光景が一大ブームとなりました。
週末には予約が必要なほどの賑わいだったのです。
タクシーを止めるのに万札を振っていた
バブル時代の東京の夜、タクシーに乗りたい人たちが行っていたのが「万札振り」。
乗りたいタクシーを捕まえるため、運転手にアピールするのにお札を手に持ち、振っていたのです。
今では考えられないほどの派手さですが、当時はこれが普通でした。
タクシー運転手も高いチップを期待し、長時間待つことを嫌うことがなかったのです。
トレンディドラマが大流行
バブル時代はトレンディドラマの黄金期でもありました。
高級マンション、ブランド品、豪華なデートシーンが当たり前のように描かれ、視聴者はその世界に憧れました。
中でも『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』などは視聴率が高く、社会現象となりました。
これらのドラマは「バブル時代の象徴」として、今でも語り継がれています。
まとめ
バブル時代は、現在では信じがたいほどの贅沢と派手さに満ちた時代でした。
高利率の銀行、万札を振るタクシー乗り、豪華な就職活動など、今の若者には想像もつかないエピソードばかりです。
この時代の「当たり前」は、現代から見るとまるで別世界のよう。
バブル時代を体験した世代からすれば、懐かしくも驚きのある思い出でしょう。
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